2011/08/17

安愚楽牧場 初の債権者説明会

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110817/t10014959011000.html
安愚楽牧場 初の債権者説明会
8月17日 14時3分

「和牛オーナー制度」と呼ばれる投資で全国に会員を持つ栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」が、民事再生法の適用を申請したことを受けて、17日、神戸市で債権者への初めての説明会が開かれています。
「安愚楽牧場」は、繁殖用の牛への投資を募り、子牛を買い取って配当する「和牛オーナー制度」を運営するなどしていましたが、福島第一原子力発電所の事故で牛肉価格が下落するなどの影響を受けたとして、今月、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請しました。17日は神戸市で債権者への初めての説明会が開かれ、午前中およそ300人の債権者が参加しました。民間の信用調査会社によりますと、債権者は全国で7万人余り、負債総額は4330億円に上るということで、会社側から経営が悪化したいきさつや出資額の返還に関する説明などが行われているとみられます。800万円を預けたという兵庫県の74歳の男性は「将来の生活資金に充てようと思っていたのでショックだ」と話していました。

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