2011/08/30

安愚楽牧場:破綻 被害対策弁護団、さいたまで説明会 刑事告訴も /埼玉

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110828ddlk11020170000c.html
安愚楽牧場:破綻 被害対策弁護団、さいたまで説明会 刑事告訴も /埼玉
毎日新聞 2011年8月28日 地方版

和牛オーナー制度で資金を集め、民事再生法の適用を申請した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)について、被害対策埼玉弁護団が27日、さいたま市の浦和コミュニティセンターで被害者説明会を開いた。集まった約430人に現状と今後の見通しについて説明。損害賠償請求訴訟で責任追及する方針を改めて示し、詐欺罪などでの刑事告訴の考えも明らかにした。
弁護団の中村弘毅弁護士は「安愚楽牧場は赤字経営で、自転車操業状態だった事実を隠し、次々に契約金を払わせた」と話した。
会場からは質問が相次いだ。県内に住む看護師の女性(43)は、数年前に100万円余りを契約したという。「銀行は利息がよくないから使わないお金を回した。自分にとって大金なので返してほしい」と不安げな表情を浮かべた。数千万円を契約したという60歳代の無職男性は「震災後、利率がよく短期の契約コースへの勧誘が増えたので心配はしていた。自己責任と言われるかもしれないが悔しい」と憤りを見せた。
弁護団は今後も相談を受け付け、弁護団への参加を呼び掛ける。問い合わせは、さいたま市浦和区高砂2の1の16浦和大熊ビル3階、つきのみや法律事務所中村弘毅弁護士に郵送またはファクス(電話048・799・3405)。【平川昌範】

0 件のコメント:

コメントを投稿