2011/08/25

安愚楽牧場 嵐の債権者説明会(5)~「どう考えても詐欺!!」

http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_16062.html
安愚楽牧場 嵐の債権者説明会(5)~「どう考えても詐欺!!」
2011年8月24日 10:43

代理人弁護士の栃木氏による前向きな発言?(既報(4))により、会場は落ち着きを取り戻したように見えた。ただ、弁護士は重要なことをサラリと言った。それは「オーナーの債権は最終的に50億円程度になると思う」という言葉だ。4,200億円という債権が、1%程度の50億円になってしまうというのだ。もし東電や国の補償が実現したら、債権は50億円より多くなると思われるが、「補償を求める」としつつも、同氏の頭には東電や国の補償はどうせ無理だろう、という考えがあるのだろうか。
そして、債権者からの質問で、再び会場は荒れた--
債権者(男性)「一部の大物政治家、特定の宗教法人とのつながりは、すでに皆さんご存知だと思いますが、破たん直前に大量に解約をした政治団体、および宗教法人の名簿の開示を要求します」
(債権者から拍手の渦)
回答者「私どもでは、そういった情報は認知していません。調査を進めてその事実があった場合には、検討いたします」
債権者(男性)「実際に、口蹄疫や原発の問題が倒産の原因となったかもしれませんが、我々オーナー会員に送られてきた文書には、『震災の影響はほとんどありません』と書かれていました。言っていることが全然ちがうんですよ。どう考えたって詐欺でしょ、これは。どういうことだよ! 説明しろよ、経営者! 立って説明しろ」
三ヶ尻氏「・・・・・・・。実際のところ、口蹄疫の被害は1万5,000頭でした」
債権者「そんなこと聞いてないぞ!」「なぜ異なる説明をしたのか、説明してください!」(罵声)
三ヶ尻氏「それと先ほどの質問ですが、宗教法人、あるいは特定の方とのつながりについて、私自身、そういった団体に属していることは、まったくございません。口蹄疫については、あとからあとから被害が拡大していき、最終的に1万5,000頭に至ったのです。決してだますつもりは、ありませんでした」
債権者(女性)「6月末の満期金について、三ヶ尻社長に伺いたいです。6月末の満期直後に、満期金と利益金が支払われた人と、7月15日にそれらを支払われた人、そして私のように一銭も支払われなかった人がいます。何を根拠に差別されたのですか!」
債権者「社長が答えろよ!」(罵声)
回答者(弁護士)「私が受けた報告では、6月末は 旧オーナーの方ではなく、後に募集した『牧場シリーズ』の方を優先して支払いました。オーナーの方には、『もう少し待ってください』とお願いしました。そこで待っていただけないオーナーの方には、7月15日にお支払し、結果的にご協力いただいたオーナーの方に、迷惑をかけた形となってしまいました」
債権者「ふざけるなよ!」「いい加減にしろ!」(罵声)
(つづく)
【山本 剛資】

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