2012/08/08

「詐欺罪明白」弁護団が安愚楽牧場の経営者ら告訴

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120730/chb12073022530014-n1.htm
「詐欺罪明白」弁護団が安愚楽牧場の経営者ら告訴
2012.7.30 22:51

 和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)をめぐり、千葉安愚楽牧場被害対策弁護団は30日、同牧場の経営者ら2人に対する詐欺罪の告訴状を、千葉県警捜査2課に提出した。同社経営者らに対する告訴状の提出は大阪、栃木などに続き全国で4番目。
 告訴状などによると、同牧場は昨年4月ころには経営状態が悪化。出資者に利益金の支払いなどができない状態だったにもかかわらず、和牛を所有するだけの資金があると誤信させて勧誘を続けて同7月に県内の出資者5人と契約し、計1050万円をだましとったなどとしている。
 同弁護団によると、同牧場と和牛のオーナー契約を結んでいるのは全国で約7万3千人に上る。同弁護団には県内の在住者を中心に、約140人が被害を訴えているという。
 同弁護団は「誰の目に見ても経営破綻が明らかという時期に、出資者と契約を結んでおり、詐欺罪に当たることは明白」としている。

安愚楽牧場社長らを告訴 1050万円詐取容疑で 千葉被害対策弁護団

http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/93354
安愚楽牧場社長らを告訴 1050万円詐取容疑で 千葉被害対策弁護団
2012年07月31日 10:36

 和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県那須町)をめぐり、千葉安愚楽牧場被害対策弁護団(拝師徳彦弁護団長)は30日、同社の三ケ尻久美子社長と増渕進専務執行役員に対する詐欺容疑の告訴状を県警捜査2課に提出した。被害額は計1050万円。同課は「内容を精査した上、個々に判断していく」としている。同社への刑事告訴は大阪府などに続いて全国で4例目。
 告訴したのは県内在住の出資者5人。同弁護団には、昨年8月の発足後、143人から計約14億円の被害が届けられている。同弁護団は確実に立件できるよう配当金の遅配が始まりだした時期に契約した5人を告訴人とした。

安愚楽牧場破綻:県内出資者5人、詐欺容疑で社長らを告訴 /千葉

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120731ddlk12020250000c.html
安愚楽牧場破綻:県内出資者5人、詐欺容疑で社長らを告訴 /千葉
毎日新聞 2012年07月31日 地方版

 「和牛オーナー制度」で出資者を集めて経営破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)を巡る問題で、県内の出資者5人が30日、同社の三ケ尻久美子社長と元役員の計2人を詐欺容疑で県警に告訴した。県被害対策弁護団が同日の記者会見で明らかにした。
 同制度は、繁殖用の雌牛のオーナーを募集して出資してもらい、生まれた子牛を安愚楽牧場側が買い取る制度。告訴状によると、同社は昨年4月ごろ経営が行き詰まり、新たな和牛オーナーを募っても約束した利益金の支払いや、牛を買い戻すことなどができない状態だったにもかかわらず、昨年7月に県内の出資者5人とオーナー契約を締結し、出資金をだまし取ったとしている。告訴した5人の被害総額は計1050万円に上るという。
 同社は昨年8月に民事再生手続き開始の申し立てを行い、同12月には破産手続きに移行した。同弁護団などによると、オーナー契約者は全国で約7万3000人いるとみられる。大阪や栃木など他の府県でも出資者が社長らを各地の警察に告訴している。【松崎真理】

2012/07/03

安愚楽牧場社長らを告訴 栃木県のオーナー、詐欺容疑で

http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201207030340.html
安愚楽牧場社長らを告訴 栃木県のオーナー、詐欺容疑で
2012年7月3日15時35分

 和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻(はたん)した安愚楽牧場(本社・栃木県那須塩原市)への出資をめぐり、栃木県内のオーナー16人が3日、三ケ尻久美子社長と元役員1人を詐欺の疑いで県警に告訴した。被害対策県弁護団は預託法違反(不実の告知)の疑いでも告発した。同牧場への告訴は全国で3件目。
 弁護団によると、牧場側は昨年4月ごろから経営が行き詰まっていたのに、同年7月ごろまで新たな契約を勧誘して、出資金計2530万円をだまし取った、などと主張している。また、2007年3月ごろから、オーナーに契約対象の繁殖牛ではなく、オスの飼育牛などを割り当て、その事実を告げていなかったとしている。
 大阪や愛知など4府県のオーナーも、今年4~5月に大阪、愛知両府県警に詐欺容疑で告訴している。

安愚楽牧場社長ら告訴=詐欺容疑で、栃木の16人-被害弁護団

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012070300446
安愚楽牧場社長ら告訴=詐欺容疑で、栃木の16人-被害弁護団
(2012/07/03-13:56)

 「和牛オーナー制度」運営の安愚楽牧場(栃木県那須町)が経営破綻した問題で、経営が行き詰まっているのに、新たに出資者を募ったとして、同県の被害対策弁護団は3日、三ケ尻久美子社長らについて、詐欺容疑で栃木県警に告訴状を提出した。
 弁護団によると、告訴人は2011年4月~7月に出資した栃木県内の男女16人。
 告訴状などによると、安愚楽牧場は11年4月ごろに経営が行き詰まっていたのに、新たに契約を勧誘。計2530万円をだまし取ったとされる。

安愚楽牧場:社長らを詐欺容疑で出資者16人が告訴

http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000e040192000c.html
安愚楽牧場:社長らを詐欺容疑で出資者16人が告訴
毎日新聞 2012年07月03日 13時35分(最終更新 07月03日 13時50分)

「和牛オーナー」制度で出資者を集め、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の同県内の出資者16人が3日、三ケ尻久美子社長と前役員の2人を詐欺容疑で栃木県警に告訴した。
告訴状では、安愚楽牧場は昨年4月ごろ経営に行き詰まり、新たな和牛オーナーを募っても約束した利益金を払えない状態だったのに、経営維持のため昨年4?7月、16人から計約2530万円を集めたとしている。
同県被害弁護団(伊澤正之団長)は同日、07年3月以降、契約していた牛より実際に飼育している繁殖牛が少なかったとして、預託法違反(不実の告知)容疑でも同牧場と三ケ尻社長ら2人を県警に告発した。
安愚楽牧場は繁殖牛のオーナーを募集、生まれた子牛を買い取る和牛オーナー制度を実施していたが、負債総額約4300億円を抱え経営破綻。出資した会員数は全国で約7万人とされる。告訴は大阪府、東海地方の出資者に続いて3件目。【松本晃】

「安愚楽」被害者、詐欺容疑で3日告訴

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120702/818572
「安愚楽」被害者、詐欺容疑で3日告訴
(7月3日)

和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(那須塩原市埼玉)が出資金をオーナーに返還できなくなっている問題で、被害対策栃木県弁護団は2日、三ケ尻久美子社長ら同社役員2人を3日にも詐欺、預託法違反容疑で県警に告訴・告発する方針を固めた。
詐欺容疑で告訴するのは、県弁護団に対応を依頼している県内在住のオーナーら男女16人。
告訴状によると、同社は2011年4月ごろには経営が行き詰まり、新たな契約を締結しても黒毛和牛の買い戻し代金や子牛の売却利益金を支払うことができない状態だったにもかかわらず、同4~7月ごろに掛けて新たな契約を勧誘する書類を送付。オーナーに支払いが受けられると誤信、契約させ、計2430万円をだまし取ったとしている。
一方、本県弁護団は預託法違反容疑で三ケ尻社長ら役員2人と同社を告発する。告発状によると、同社は07年3月ごろから、繁殖牛が恒常的に不足しているにもかかわらず、各種広告や契約書で、オーナーが購入した契約数に見合うだけの繁殖牛を保有しているという「不実告知(事実と異なる事実を告げる)をした」としている。

女社長また欠席、安愚楽牧場の破産債権者集会

http://media.yucasee.jp/posts/index/11489
女社長また欠席、安愚楽牧場の破産債権者集会
最終更新:2012年07月02日 17時36分

 破産手続き中である安愚楽牧場の三ヶ尻久美子社長の破産債権者集会が2日、東京簡裁で行われたが、この日も三ヶ尻氏は欠席した。

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2012/06/15

安愚楽出資者、二次被害も 「債権買い取るから投資を」

http://www.asahi.com/national/update/0610/OSK201206100001.html
安愚楽出資者、二次被害も 「債権買い取るから投資を」
2012年6月10日11時52分

 和牛オーナー制度が破綻(はたん)して破産手続き中の安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県)の出資オーナーに「債権を買い取る」ともちかける一方、新たな投資を募って現金を求める電話が相次いでいることが、被害対策弁護団などへの取材でわかった。お金を少しでも取り戻したいオーナー心理につけ込んだ詐欺の疑いがあり、弁護団は注意を呼びかけている。
 4千万円超を出資した滋賀県の女性宅には1月、若い男から電話があった。「債権を4割で買い取る。そのためには別のファンド商品を買ってもらう必要がある」と勧誘された。
 昨年末から大阪、福岡の業者名でも同様の電話が続く。女性は家族名義でも投資。業者は当初、債権者として女性の家族の名前をあげていたという。安愚楽牧場は昨年8月、東京地裁に民事再生法の適用を申請。女性は同地裁に債権届を提出する前、全債権の名義を自分に変えていた。「再生手続き前のオーナー名簿が出回っているのではないか」と話す。

2012/06/04

安愚楽オーナーに「債権買い取る」=電話勧誘が急増、顧客名簿流出か

http://news.toremaga.com/nation/nnews/409151.html
安愚楽オーナーに「債権買い取る」=電話勧誘が急増、顧客名簿流出か
2012年06月03日

 「和牛オーナー制度」で全国から約4300億円を集め、昨年8月に経営破綻した安愚楽牧場(栃木県那須町、破産手続き中)をめぐり、かつてのオーナーに対し、「債権を買い取る」などと被害回復を装う電話が相次いでいることが3日、分かった。結果的に別の債権の購入を持ち掛ける内容で、国民生活センターは「『二次被害』につながる可能性が高い。絶対に話に乗らないように」と注意を呼び掛けている。 
 同センターによると、二次被害関連の相談は昨年8月〜今年5月末に計274件寄せられた。昨年8〜12月は計27件だったのに対し、3月は60件、4月は88件に上り、5月も同程度の相談があるという。
 全国安愚楽牧場被害対策弁護団にも関連の相談が寄せられており、昨年11月〜今年5月末で366件に上る。うち10件は実際に金が支払われており、約9000万円の被害が確認されているという。
 1000万円以上を投資したという練馬区の70代の主婦によると、今年4月、数回にわたり、「高額出資者に対して特別に電話している。被害金の4割を回収できる」と男から電話があった。男は、福岡県にあるという投資会社の社員を名乗り、「回収には別の会社の債権を買う必要がある」などと持ち掛けた。「しばらく考えたい」と答えるうちに連絡が取れなくなってしまったという。
 5月30日の債権者集会では、オーナーの届け出債権約4264億円のうち回収できた資産は約0.5%の約23億円にとどまることが明らかになった。
 破産管財人は電話勧誘の急増について、「詐欺グループと思われる集団に被害者リストが流れたようだ」と指摘。同センターや同弁護団は「被害回復の見通しが不透明な中、今まで以上の注意が必要だ」などと訴えている。(了)

2012/06/02

安愚楽牧場、異例の大規模債権者集会

http://www.shimotsuke.co.jp/dosoon/official/20120530/795124
安愚楽牧場、異例の大規模債権者集会
(5月31日 05:00更新)

 和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した安愚楽牧場(那須塩原市埼玉)の第1回債権者集会が30日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれた。破産管財人の渡辺顯弁護士(第1東京弁護士会)は約4200億円の債権総額に対し、現時点で回収できた資産は約23億円、全体の0・5%程度にとどまることを明らかにした上で、「配当した場合、とても厳しい状況になることは否定できない」などと説明した。第2回債権者集会は2013年1月22日の予定。
 出資者の和牛オーナーは約7万3千人。このため約2千人を収容できる日比谷公会堂で、この日は東京地裁が主催する債権者集会に加え、破産管財人が主催する同様の説明会が2度開かれた。
 出席者によると、渡辺弁護士は破産手続き開始に至る経緯を説明。従業員の雇用継続などの観点から事業譲渡方式を採り、「会社が所有する牛や牧場のほぼすべてを売却処分し、資金流出を抑えた」と強調した。
 債権総額は約4264億円で、現時点で回収できた資産は約23億4500万円。渡辺弁護士は「今後莫大な経費が掛かるとは考えられない。原発の補償などの積み上げに努力する。しばらく管財業務を見守ってほしい」と理解を求めた。配当金額には言及しなかった。
 破産管財人側は東京電力福島第1原発事故に伴い賠償請求しているほか、原子力紛争解決センターに申し立てて交渉中であることも明らかにした。債権者からは、監督官庁の消費者庁などの責任を追及する国家賠償請求を求める声などが上がった。
 三ケ尻久美子社長は東京地裁の出席要請に従わず、債権者集会を欠席した。代理人の弁護士は「うつと不眠症のため自宅で静養が必要」などと理由を説明した。

安愚楽牧場、残高23億円 出資金返還ほとんど見込めず

http://www.asahi.com/national/update/0530/TKY201205300595.html
安愚楽牧場、残高23億円 出資金返還ほとんど見込めず
2012年5月30日21時54分

 和牛オーナー制度が行き詰まり、破産手続き中の安愚楽牧場(本社・栃木県)の初の債権者集会が30日、東京都内で開かれた。負債総額約4264億円に対し、牛などを売って回収できた金額(4月末時点)は約23億円(0.5%)であることが明らかになった。負債の大半は、7万人余りのオーナーの出資金で、返済はほとんど見込めない状況にある。
 集会は非公開で、オーナーら約2千人が参加。被害対策弁護団などによると、昨年11月に破産手続きへの移行が決まってから約1カ月の間に、13万頭の牛や牧場はほぼ売却され、経費を差し引いた残高は約23億円。また、今後は東京電力に対する原発事故の損害賠償請求や、税金の還付の手続きなどを進め、資金の回収を図るという。
 管財人は、事態がここまで悪化する前に国が監督できたはずだとして、国家賠償請求も「視野に入れて調査する」と言及した。参加者からは「もっと早く手続きを進めてほしい」「国の責任を厳しく追及してほしい」と声があがったという。東京地裁から出席を求められていた三ケ尻久美子社長は、病気を理由に欠席したという。

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負債4264億円の安愚楽牧場、資産は23億円

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120530-OYT1T00988.htm
負債4264億円の安愚楽牧場、資産は23億円
(2012年5月30日20時10分  読売新聞)

 和牛オーナー制度を展開し昨年8月に経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市、破産手続き中)の債権者集会が30日、東京都内で開かれ、債権者約2000人が出席した。
 「全国安愚楽牧場被害対策弁護団」(団長・紀藤正樹弁護士)によると、破産管財人から、負債総額は4264億円に上る一方で、4月末現在、債権者らに配当できる資産は23億円にとどまることが明らかにされた。
 弁護団によると、破産管財人は、昨年12月の破産手続き開始決定以降、配当のために同社所有の牛や牧場の売却を進めてきた。また、同社が福島第一原子力発電所の事故の影響で牛の出荷価格が下落し経営が悪化したと主張していることから、東京電力からの賠償を求めて、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てをしたという。

管財人が債権者に説明、安愚楽、回収資産は0・5%

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0530&f=business_0530_212.shtml
管財人が債権者に説明、安愚楽、回収資産は0・5%
【経済ニュース】 2012/05/30(水) 18:53

 和牛オーナー制度が行き詰まり、4千億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の第1回債権者集会が30日、東京・日比谷公会堂で開かれた。破産管財人は、債権総額に対して回収できた資産が現時点で0・5%程度にとどまることを明らかにした。債権者は約7万人に上り、集会は東京地裁ではなく、2千人を収容できる公会堂で実施。管財人が同じ会場で説明会をさらに2度開く異例の大規模集会となった。
(情報提供:共同通信社)

安愚楽牧場 初の債権者集会

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120530/k10015486761000.html
安愚楽牧場 初の債権者集会
5月30日 17時31分

「和牛オーナー制度」で7万人を超える会員を集め、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」の初めての債権者集会が東京で開かれ、4000億円を超える出資金に対し、現時点では23億円程度しか回収できていない現状が明らかにされました。

栃木県那須塩原市に本社があった安愚楽牧場は、繁殖用の牛への投資を募って子牛を買い取って配当する「和牛オーナー制度」で成長を続け、会員は7万人を超えましたが、原発事故の影響などで経営が悪化し、すべての財産を処分する破産の手続きが東京地方裁判所で進められています。
裁判所は30日、初めての債権者集会を東京・千代田区で開き、およそ2000人の会員が参加しました。
一方、三ヶ尻久美子社長は、裁判所から出席するよう指示を受けましたが、病気を理由に出席しませんでした。
集会に参加した被害対策弁護団によりますと、集会では資産の処分や回収を進めている破産管財人が説明に立ち、会員からの出資金およそ4200億円に対し、現時点で回収できたのは23億円程度にとどまることを明らかにしたということです。
これに対して、会員からは社長などの責任を追及すべきだという声が相次いだということです。
破産管財人は、今後、東京電力に対して原発事故による被害の賠償を請求するなど、資産の回収を進める方針で、次の債権者集会は来年1月に開かれる予定です。

“被害回復”うたうトラブルに注意を
国民生活センターによりますと、安愚楽牧場の債権者に対し、債権を買い取るなどして被害を回復する代わりに新たな投資を持ちかけ、金を振り込ませるなどのトラブルに関する相談が、安愚楽牧場が破産手続きを申請した去年8月以降、30日までに274件寄せられているということです。相談はことしに入って急増していて、先月だけで88件に上っています。
今月、大阪に住む債権者に連絡してきた債権買い取り業者を名乗る男は「判決は10年後になるので配当には時間がかかるうえ、出資した金額の0.2%しかない」などと話したうえで、債権を「額面の20%から40%で買い取る」などと勧誘したということです。この債権者の担当弁護士で、「安愚楽牧場被害対策大阪弁護団」の団長、斎藤英樹さんは「裁判の判決と配当手続きには関係がなく、10年かかるというのはでたらめだ」と指摘したうえで「債権者の不安をあおり、新たな投資話を持ちかける典型的なケースで、こうした投資話には絶対に乗らないでほしい」と話しています。

「戦後最大規模」の消費者被害 破綻の安愚楽牧場

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220530065.html
「戦後最大規模」の消費者被害 破綻の安愚楽牧場
(05/30 22:41)

 朝早くから債権者たちの長い行列。「戦後最大規模」の消費者被害。経営破綻した安愚楽牧場の債権者集会が行われた。和牛オーナー商法で、7万人以上の被害者を出した安愚楽牧場の経営破綻。去年8月に行われた債権者集会では、涙ながら謝罪した三ヶ尻久美子社長。それ以来、約9カ月ぶりとなる債権者集会だったが、三ヶ尻社長は病気を理由に欠席した。集会では、破産管財人によって、現在の資産額が示された。その額、約23億円。対して、オーナーが出資した負債額は4200億にも上る。単純計算すると、配当はたったの0.5%。
 オーナー債権者:「あまりにも無責任だし、バカにしてるよね」「あるものを全部はき出して、それなりの償いをしてほしいというか、罰を受けてほしいという気持ち」

回収額、負債総額の0.5% 安愚楽牧場の第1回債権者集会

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG30032_Q2A530C1CR8000/
回収額、負債総額の0.5% 安愚楽牧場の第1回債権者集会
2012/5/30 21:27

 和牛オーナー制度が行き詰まり経営破綻した安愚楽牧場(栃木県)の第1回債権者集会が30日、東京都内で開かれ、破産管財人が、4月末までに回収できた金額は負債総額の0.5%にとどまることを明らかにした。
 全国安愚楽牧場被害対策弁護団によると、集会には債権者約2000人が出席。管財人は負債総額が約4264億円に上り、牛や牧場の売却などで得た資金から経費などを差し引いた現時点での配当可能金額は約23億円と説明した。
 東京電力福島第1原子力発電所の事故で経営に打撃を受けたとして、政府の「原子力損害賠償紛争解決センター」に和解仲介を申し立てたことも報告したが、債権者への配当時期は明言しなかったという。
 同弁護団の紀藤正樹弁護士は「東電との和解が成立すれば、さらに数十億円回収できる可能性がある。今後、国に賠償責任を問えないかも検討したい」と話した。

安愚楽牧場:回収資産、負債の0.5%…初の債権者集会

http://mainichi.jp/select/news/20120531k0000m040059000c.html
安愚楽牧場:回収資産、負債の0.5%…初の債権者集会
毎日新聞 2012年05月30日 21時21分(最終更新 05月30日 22時52分)

 「和牛オーナー制度」で出資金を集め、経営破綻した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県、破産手続き中)の第1回債権者集会が30日、東京都内であった。破産管財人の渡辺顕弁護士は、負債額4264億円に対し、回収できた資産が23億円(0.5%)にとどまることを明らかにした。
 被害対策弁護団などによると、安愚楽牧場が出資者から集めた資金は4191億円。一方、資産額は簿価で139億円しかなく、牛や牧場の売却代金10億円や預金8億円など計40億円から税金などを引いた23億円が管財人の手元に残っているという。
 資産の中には元役員やその親族への貸付金計約2600万円など不透明な部分もあり、管財人は資産の回収を進める方針。
 集会に参加した川崎市の男性(79)は「金がほとんど戻ってこないことが改めて分かった」と落胆していた。
 三ケ尻久美子社長は病気を理由に集会を欠席した。【前谷宏、浅野翔太郎、中川聡子】

安愚楽牧場、資産23億円=債権者集会で管財人報告

http://jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012053000866
安愚楽牧場、資産23億円=債権者集会で管財人報告
(2012/05/30-18:55)

 破産手続き中の「和牛オーナー制度」運営、安愚楽牧場(栃木県那須町)の第1回債権者集会(財産状況報告集会)が30日、東京都内で開かれ、破産管財人の渡辺顕弁護士は、オーナーらの届け出債権約4200億円に対し、同社の資産が約23億4000万円にとどまると報告した。被害対策弁護団が明らかにした。
 弁護団によると、管財人が東京電力福島第1原発事故による被害の賠償を求め原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介を申請しており、資産は今後増える可能性が高い。配当の時期は示されなかったという。
 出席を求められていた三ケ尻久美子社長は、病気を理由に欠席した。次回の債権者集会は来年1月22日の予定。

回収資産は債権総額のわずか0・5% 破綻の安愚楽集会で管財人説明

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120530/crm12053018390035-n1.htm
回収資産は債権総額のわずか0・5% 破綻の安愚楽集会で管財人説明
2012.5.30 18:38

 和牛オーナー制度が行き詰まり、4千億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社、安愚楽牧場(栃木県)の第1回債権者集会が30日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれた。破産管財人は、債権総額に対して回収できた資産が現時点で0・5%程度にとどまることを明らかにした。
 管財人によると、届け出債権は総額約4264億円で、回収できた資産は現時点で約23億円。東京電力福島第1原発事故で受けた被害の補償として、東電から受け取った約2800万円の仮払金も含まれる。
 会場で管財人は、東京電力に既に数十億円規模の賠償請求をしたほか、消費税の還付請求を検討していると説明。債権者からは「国の監督が不十分だった」と国家賠償請求をするよう求める声が多く挙がった。
 三ケ尻久美子社長は地裁の出席要請に従わず、病気を理由に欠席した。次回の債権者集会は来年1月22日の予定。

安愚楽牧場、債権者集会で社長欠席 「いつ、いくら戻るのか」出席者から怒号

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120530/crm12053018370034-n1.htm
安愚楽牧場、債権者集会で社長欠席 「いつ、いくら戻るのか」出席者から怒号
2012.5.30 18:36 [企業・経済事件]

 会場に社長の姿はなく、最後まで出資者の怒りは収まらなかった。東京都内で30日に開かれた安愚楽牧場の債権者集会。「いつ、いくら戻るのか早く示せ」。つぎ込んだお金が戻る見込みが薄いことが明らかになり、出資者から怒号が飛び、失望が広がった。
 約2千人の出資者で満員となった千代田区の日比谷公会堂。集会は午後1時40分ごろ始まったが、壇上にいるはずの三ケ尻久美子社長は欠席し、出資者が質問で「社長がいないことに納得できない」と声を荒らげた。
 代理人が「うつ病と不眠症で診断書が出ている」と欠席理由を説明し、あきれたような笑いが漏れる場面も。裁判所は、出席は破産者の義務として、今後開かれる集会に参加を求めていくとした。
 質問は戻ってくる出資金の額や時期に集中。破産管財人の渡辺顕弁護士のはっきりしない物言いに「早くしろ」「人ごとにしか聞こえない」などと厳しいやじも聞かれた。

2012/05/22

安愚楽の客に「債権買う」電話…振り込め詐欺か

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120519-OYT1T00516.htm
安愚楽の客に「債権買う」電話…振り込め詐欺か
(2012年5月19日15時39分  読売新聞)

 昨年8月に経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市、破産手続き中)の和牛オーナー制度で資産運用していた顧客(オーナー)に「債権を買い取る」などと持ち掛けて現金を要求する電話が相次いでいることがわかった。
 全国安愚楽牧場被害対策弁護団に約300件の相談が寄せられ、7件では実際に金が支払われたという。警察当局は振り込め詐欺事件の可能性が高いとみて捜査を始めた。
 約1000万円を投資していた神奈川県に住む80歳代の男性によると、今年2月、債権者名簿で連絡先を知ったという男から自宅に電話があり、「知り合いの投資家がファンドに出資するので、名義を貸してくれれば、見返りに約800万円で債権を買い取る」と持ち掛けられた。

安愚楽子会社の負債総額20億円 牧場隣接のホテル運営

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120515/cpb1205151618004-n1.htm
安愚楽子会社の負債総額20億円 牧場隣接のホテル運営
2012.5.15 16:14

 和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)の子会社で、東京地裁から2日付で破産手続きの開始決定を受けた「安愚楽の里」(同県那須町)の負債総額が、約20億円だったことが15日分かった。
 帝国データバンクによると、同社は本社牧場に隣接する「ホテル・フロラシオン那須」を平成10年から運営していた。

安愚楽牧場破綻:ホテル事業の子会社、破産手続き開始決定 /栃木

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120510ddlk09020200000c.html
安愚楽牧場破綻:ホテル事業の子会社、破産手続き開始決定 /栃木
毎日新聞 2012年05月10日 地方版

 帝国データバンク宇都宮支店によると、経営破綻した畜産大手「安愚楽牧場」(那須塩原市)の子会社で、ホテル事業などを展開する「安愚楽の里」(那須町)が2日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かった。事実上の連鎖倒産で、負債総額は約33億800万円(09年2月末現在)。今後変動する可能性もあり、調査中。
 同支店によると、安愚楽の里は1987年に設立。レストランを展開していたが、98年にホテル事業にも拡大し、リゾートホテル「ホテル・フロラシオン那須」を運営。安愚楽牧場の和牛などを使うほか、日帰りの入浴施設なども備え07年2月期には約5億2400万円の売上高を計上した。
 だが、10年に発生した口蹄疫(こうていえき)の問題などで経営悪化した同牧場が昨年8月、民事再生法の適用を申請。グループ一体となって運営されていた安愚楽の里も苦しい状況を強いられていた。【岩壁峻】

安愚楽牧場の子会社が破産 栃木

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120510/tcg12051002050000-n1.htm
安愚楽牧場の子会社が破産 栃木
2012.5.10 02:05

 帝国データバンク宇都宮支店は9日、破綻した安愚楽牧場(那須塩原市埼玉)の子会社で、ホテル運営「安愚楽の里」(那須町高久丙)が2日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けていたことを明らかにした。平成21年2月末の負債は約33億円だったが、現在の負債総額は調査中としている。
 安愚楽の里は昭和62年、安愚楽共済牧場(後の安愚楽牧場)の子会社としてレストラン事業を目的に設立。平成10年にホテル事業に進出しホテル・フロラシオン那須(那須町高久丙)を運営していた。当初は安愚楽牧場の黒毛和牛を使った食材、隣接チャペルの結婚式などが評判を呼び、順調な運営だったが、22年の口蹄(こうてい)疫、23年3月の東日本大震災と福島第1原発事故により、牧場の経営が急速に悪化した。

「安愚楽の里」が破産手続き開始決定

http://media.yucasee.jp/posts/index/11065
「安愚楽の里」が破産手続き開始決定
最終更新:2012年05月09日 18時40分

 安愚楽牧場の関連企業「安愚楽の里」が、東京地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが、帝国データバンクの調査でわかった。負債は2009年2月期末時点で約33億800万円。
 帝国データバンクによると、黒毛和種牛生産牧場の「安愚楽共済牧場」の子会社として、1987年にレストラン事業を目的に設立し、後にホテル事業に進出した。2007年2月期には約5億2400万円の収益を計上していた。
 グループに隣接し、ほぼ一体となった経営だったために、本体の牧場が2010年の口蹄疫騒動以降は経営悪化が目立つようになってきた。

安愚楽子会社が破産 栃木・那須町でホテル運営

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120509/tcg12050915030006-n1.htm
安愚楽子会社が破産 栃木・那須町でホテル運営
2012.5.9 14:36

 和牛オーナー制度が行き詰まり、昨年破綻した畜産会社「安愚楽牧場」の子会社で、リゾートホテルを運営していた「安愚楽の里」(栃木県那須町)が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが9日、分かった。
 帝国データバンクによると、決定は2日付。負債総額は調査中という。
 安愚楽の里は、1987年4月にレストラン事業を目的に設立された。98年に和牛オーナー制度の出資者を主な顧客としてホテル事業に進出し、本社牧場に隣接地で、客室50室のリゾートホテル「ホテル・フロラシオン那須」を運営していた。
 安愚楽牧場の黒毛和牛を使ったぜいたくな食材や、隣接するチャペルでのウエディング、日帰り入浴施設などを売りに一般観光客も取り込み、2007年2月期には約5億2400万円の売り上げを計上していたが、その後、本社牧場とともに経営が悪化。09年2月期末には約33億800万円の負債を抱えていたという。

「安愚楽牧場」子会社が破産

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/05/09/kiji/K20120509003215630.html
「安愚楽牧場」子会社が破産
[ 2012年5月9日 14:26 ]

 和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)の子会社で、ホテル事業を運営していた「安愚楽の里」(同県那須町)が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが9日、分かった。
 帝国データバンクによると、決定は2日付。負債総額は調査中という。
 1987年4月にレストラン事業目的で設立。98年から本社牧場に隣接する「ホテル・フロラシオン那須」を運営、当初は和牛オーナー制度の出資者向けの宿泊施設になっていた。

安愚楽牧場の二次被害が急増中

http://media.yucasee.jp/posts/index/11034
安愚楽牧場の二次被害が急増中
最終更新:2012年05月02日 19時45分

 国民生活センターは2日、破産手続きが行われている和牛預託商法の「安愚楽牧場」で、隠し財産が見つかった」などと勧誘する手口による二次被害トラブルが急増している、と注意を呼び掛けた。
 安愚楽牧場の二次被害に関する相談件数は、東京地裁に民事再生手続開始の申し立てを行った昨年8月9日以降では、12年1月38件、2月49件、3月48件と増加傾向にある。
 昨年8~10月までの3カ月間は15件だったことから顕著な増加を示していることがわかる。
 事例としては、2000万円を投資した男性(70歳台、宮城県)に投資会社から「預けた6割を取り戻す代わりに、優良債権を買って欲しい」と持ちかけられたという。それは金の採掘権を買う投資事業匿名組合に出資するというもので、この投資ファンド(400口総額4000万円)の申し込みをするファクスをしてほしい、と言われたという。男性は言われるままに支払ってしまった。
 このように「被害金額を取り戻す代わりに、別の債権を購入させる」というやり方や、「隠し財産が見つかったと勧誘裁判所から個人情報を入手したと伝える」「相談したことはないのに、消費生活センターから個人情報をもらったと語る」「行政から委託を受けて調査していると語る」などの手口があったという。

2012/05/05

牛肉サミット:8月開催、味自慢は挑戦を 東北と業界を元気に--実行委 /滋賀

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120503-00000166-mailo-l25
牛肉サミット:8月開催、味自慢は挑戦を 東北と業界を元気に--実行委 /滋賀
毎日新聞 5月3日(木)14時39分配信

 全国のブランド牛を食べ比べる「牛肉サミット2012」が8月25、26の両日、大津市の大津港周辺で開かれる。実行委は「イベントを盛り上げ、東北と畜産業界を元気付けたい」と今月20日まで出店希望者を募っている。
 昨年に続き2回目。実行委によると、前回は焼き肉店の集団食中毒事件や東日本大震災で開催が一時危ぶまれたが、4万人が来場、収益から51万円を被災地に寄付した。草津市の精肉店経営者らでつくる実行委の村上肇会長(50)は「息の長い復興支援イベントとして10年は続けたい」と今年も寄付する方針だ。
 全国の牛肉料理店からの出店目標は昨年の1・5倍の30店。各店が自慢の肉料理1品を競う。単価は1000円以下で、商品と引き替えに投票券を配布。来場者は会場中央にある投票箱に投票し、2日間で1~3位を決める。
 今年は、和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻した栃木県の「安愚楽牧場」と契約していた梶岡牧場(山口県美祢市)が再起をかけて出店する。初代の優勝、準優勝に輝いた米沢牛の黄木(山形県米沢市)と岩手・短角牛のきたやま南山(京都市)も再び挑戦する。
 農林水産省によると、今年3月の国産牛の卸売価格は前年同月比27%安。福島第1原発事故後の放射性セシウム検出などの影響で消費は低落傾向が続いているという。村上会長は「近江牛はもちろん、和牛のおいしさを再確認する場。我こそはという味自慢の参加を」と呼びかける。問い合わせは実行委(077・533・5241)。【加藤明子】

安愚楽で隠し財産発見とだます 二次被害急増

http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012050201001656.html
安愚楽で隠し財産発見とだます 二次被害急増
2012/05/02 19:04   【共同通信】

 和牛オーナー制度が行き詰まり経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)をめぐり、「隠し財産が見つかった」などとかたって出資者をだます「二次被害」の相談が急増しているとして、国民生活センターは2日、注意を呼び掛けた。
 同センターによると、「二次被害」の相談は昨年8~10月の3カ月で15件だったのに対し、昨年11月~ことし1月が50件、2~4月が119件と大幅に増加している。
 東京都の女性は「安愚楽牧場の隠し財産が見つかった。被害額の7割を返金するので金採掘権を購入してほしい」と勧誘され、代金400万円を払ったが、業者と連絡が取れなくなったという。

2012/04/29

安愚楽債権買い取り詐欺 700万円被害…函館

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120427-OYT8T00003.htm
安愚楽債権買い取り詐欺 700万円被害…函館
(2012年4月27日  読売新聞)

 函館西署は26日、東京地裁で破産手続き中の「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)の不良債権を買い取ると持ちかけられた函館市内の60歳代の女性が、700万円をだまし取られたと発表した。
 発表によると、1月中旬、コンサルタント会社の社員を名乗る男から女性宅に電話があり、「同牧場の不良債権を30%で買い取りたい。条件として、未公開ファンドを買うために名義を貸してほしい」と持ちかけられた。女性は紹介された証券会社と契約したところ、手付金を要求され、2月1~11日に計4回、現金を指定口座に振り込むなどしたという。
 女性は同牧場の和牛オーナーで、数百万円を投資していた。同牧場の破産管財人から、債権買い取りに関する詐欺事件が起きていると注意を呼び掛ける通知を受けて、だまされたことに気付いた。

和牛オーナーが詐欺被害 「債権買い取る」と電話

http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/national/571013.html
和牛オーナーが詐欺被害  「債権買い取る」と電話
(2012年4月26日午後8時33分)

 北海道警函館西署は26日、和牛オーナー制度が行き詰まって破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)のオーナーだった函館市の60代女性が、債権買い取りを持ち掛けられ、計700万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。
 全国安愚楽牧場被害対策弁護団の平沢慎一副団長によると、昨年暮れ以降、同様の被害が全国で数十件起きており「気になったら弁護団に相談してほしい」としている。
 函館西署によると、女性宅に男の声で1月、電話があり、「ある投資家が株を買うので名義を貸してほしい。安愚楽牧場の債権を3割の金額で買い取る」と言われた。

民事再生法申請企業の動向調査=帝国データバンク

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0424&f=business_0424_138.shtml
民事再生法申請企業の動向調査=帝国データバンク
【経済ニュース】 2012/04/24(火) 13:54

  民事再生断念企業、2011年度は14.8%増
  ~東日本大震災の影響で、再生を断念した企業も目立つ~

■帝国データバンクの他の記事 - サーチナ・ハイライト

  はじめに
  民事再生法は2000年4月の施行から12年が経過した。この間の申請件数は9000件に迫るが、すべての企業が文字通り“再生”したわけではない。安愚楽牧場(2011年8月民事再生→12月破産)のケースのように、再生手続き中に廃止決定に追い込まれる企業も後を絶たない。
  帝国データバンクは、2000年4月~2012年3月までの12年間に民事再生法を申請した企業(負債1000万円以上)を主な対象に、年度別推移、再生手続きの経過状況、再生手続き廃止件数について調査・分析した。

■前回の発表分はこちら
  民事再生法申請企業の動向調査(2011.7.25)
  調査結果
  1. 民事再生法の申請は2000年4月~2012年3月までの累計で8732件に達した。2011年度は497件、前年度比3.5%増となり、2年連続で500件を下回ったものの3年ぶりの増加
  2. 過去12年間の再生手続きの経過状況を見ると、全体の67.4%が認可、同じく46.6%が終結決定を受けた。一方で、合計1937件が手続き中に廃止決定を受け、再生を断念している
  3. 再生手続き廃止件数を見ると、2011年度は101件判明。前年度の88件から14.8%(13件)増加しており、東日本大震災の影響もあって再生を断念するケースが目立つ(情報提供:帝国データバンク)

「安愚楽牧場」管財人を提訴/香川の6人

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20120421000141
「安愚楽牧場」管財人を提訴/香川の6人
2012/04/21 09:50

 和牛オーナー制度が行き詰まった畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の破産管財人に牛を無断で売却されたとして、オーナーだった香川県の男女6人が20日までに、管財人に計1450万円の賠償を求める2件の訴訟を東京地裁に起こした。
 安愚楽牧場の破綻をめぐる賠償請求訴訟が明らかになるのは初めて。管財人側は同日開かれた第1回口頭弁論(畠山稔裁判官)で請求棄却を求めた。
 訴状などによると、6人は2007~10年に約50頭のオーナーになり、飼育などを委託する契約を結んだが同牧場は昨年8月に民事再生法の適用を申請した。

2012/04/09

安愚楽牧場:社長らを告訴…出資者6人

http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m040124000c.html
安愚楽牧場:社長らを告訴…出資者6人
毎日新聞 2012年04月07日 01時54分(最終更新 04月07日 10時01分)

「和牛オーナー」制度で出資者を集め、経営破綻した「安愚楽牧場」(栃木県)について、大阪府内の6人が6日、三ケ尻久美子社長と前役員2人に詐欺の疑いがあるとして、大阪府警に告訴状を提出した。府警は受理する方針。

大阪の被害対策弁護団によると、安愚楽牧場は昨年4月ごろ、経営に行き詰まり、新たな和牛オーナーを募っても和牛の飼育などができない状態だったのに、経営を維持するため昨年7月、6人から計約850万円を集めていたという。

安愚楽牧場は繁殖牛のオーナーを募集、生まれた子牛を買い取る和牛オーナー制度を実施していたが行き詰まり、負債総額約4300億円を抱え経営破綻した。出資した会員は全国に約7万人いるとされ、大阪以外の出資者らも千葉、埼玉、栃木、愛知の4県警に刑事告訴を行う準備を進めている。【渋江千春】

安愚楽牧場の出資者6人、詐欺容疑で告訴

http://www.asahi.com/national/update/0406/OSK201204060075.html
安愚楽牧場の出資者6人、詐欺容疑で告訴
2012年4月6日15時40分

和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻(はたん)した安愚楽牧場(本社・栃木県)に出資していた大阪府内の被害者らが大阪府警に告発状を提出していた問題で、うち6人が6日、詐欺容疑にしぼり、大阪府警に改めて告訴状を出した。府警は受理する方針。

大阪の被害対策弁護団は2月、全国の被害者に先駆け府警に告発状を提出。当初告発したのは13人で、詐欺のほか出資法違反や預託法違反(不実の告知)の疑いも含めていた。府警と協議を重ねた結果、告発を告訴に切り替え、人数も6人(43~76歳)への詐欺容疑に絞ったという。

告訴対象は、三ケ尻久美子社長と前役員2人。千葉、埼玉、栃木、愛知各県の出資被害者らも詐欺容疑などでの告訴・告発を準備しており、府警は警察庁などと協議する方針。

安愚楽牧場の債権者、元社長らを刑事告訴

http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20071672.html
安愚楽牧場の債権者、元社長らを刑事告訴
(04/06 20:58)

巨額の負債を抱えて経営破綻した「安愚楽牧場」から詐欺の被害を受けたとして、債権者が6日、三ヶ尻久美子元社長と、当時取締役だった男性ら2人を詐欺の疑いで大阪府警に刑事告訴した。

被害対策弁護団によると、三ヶ尻元社長らは去年、経営が行き詰まり、金が返せなくなることがわかっていながら、大阪府内に住む60歳代の男性ら6人に高額の配当金を約束して合計約840万円をだまし取ったとされている。

被害対策弁護団は6日、大阪府警本部を訪れ、捜査2課の担当者に告訴状を手渡し、府警も受理したという。安愚楽牧場の負債総額は4200億円ともいわれ、大型の刑事事件に発展する可能性が出てきた。

安愚楽旧経営陣を詐欺容疑で告訴…大阪の出資者ら

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120406-OYO1T00806.htm
安愚楽旧経営陣を詐欺容疑で告訴…大阪の出資者ら
(2012年4月6日  読売新聞)

経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市、破産手続き中)の和牛オーナー制度を巡り、大阪府内の出資者ら6人が6日、同社側が経営悪化を隠して出資金を募り、計847万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で旧経営陣3人についての告訴状を大阪府警に提出した。
今回の6人を含む出資者ら13人が2月、同容疑や出資法違反などの容疑で府警に告発状を提出していたが、受理されていなかった。被害対策大阪弁護団は「詐欺容疑に絞った告訴で、迅速な捜査を促したい」としている。

安愚楽宮崎が破産 負債総額29億円

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=44874&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
安愚楽宮崎が破産 負債総額29億円
2012年04月05日

和牛オーナー制度が行き詰まり破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の100%子会社で、預託牛の管理、肥育を行っていた「安愚楽宮崎」(高鍋町、伊藤正信代表)が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが4日、分かった。破産管財人によると、負債総額は約29億円。

帝国データバンク宮崎支店や東京商工リサーチ宮崎支店などによると、同社は1996年、小林市に設立。児湯、西諸県地区で牧場数カ所を展開し、安愚楽牧場から預託を受けて子牛から成牛まで一貫して生産肥育を行っていた。2010年4月には、口蹄疫により管理・肥育する牛が殺処分されるなどして児湯地区の牧場が閉鎖。11年11月に安愚楽牧場が破産手続きに移行したのに伴い、事業を停止していたという。

(詳細は5日付朝刊、または携帯サイトで)

「安愚楽宮崎」が破産、負債29億円

http://media.yucasee.jp/posts/index/10829
「安愚楽宮崎」が破産、負債29億円
最終更新:2012年04月05日 18時35分

安愚楽宮崎が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが、東京商工リサーチの調べで5日わかった。親会社の安愚楽牧場の経営破綻にともなう連鎖。負債総額は約29億円となる。
和牛預託商法の親会社、安愚楽牧場の100%子会社として平成8年に設立。牛の繁殖・飼養をしており、安愚楽牧場が全国で約14万5000頭飼養する黒毛和種牛のうち、約2万頭を預託していた。直営農場としての色合いが強かった。
資金面を含め親会社に依存、親会社からの預託管理料を中心に年間約7億円の売上高だったが、19年3月期~21年3月期まで3期連続で赤字で、債務超過となっていた。
22年4月には口蹄疫が発生し、約1万5000頭が殺処分されていた。

安愚楽牧場 カミチクが一部継承/鹿児島、宮崎の農場

http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39476
安愚楽牧場 カミチクが一部継承/鹿児島、宮崎の農場
(2012 03/30 11:14)

和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の問題で、牛の生産・加工・販売のカミチクグループ(鹿児島市)が鹿児島、宮崎両県内の一部の直営農場の経営と預託農家との契約を引き継ぐことが29日までに分かった。
安愚楽牧場は2011年8月に民事再生法適用を申請したものの、同11月に東京地裁が再生手続きを廃止する決定をし、破産した。鹿児島県などによると、県内には直営牧場が2カ所(日置市、南さつま市)、預託農家が48戸あり、計約1万頭が飼われていた。
カミチクグループによると、取引先を通じ両県の農家の支援要請を受け、昨年9月から安愚楽側や債権者らと交渉してきた。2月末に契約を結び、同グループの直営農場・錦江ファームが県内の直営牧場2カ所と預託農家30戸を引き継いだ。

2012/03/29

安愚楽牧場を告発へ 岐阜などの出資者弁護団詐欺容疑

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120326/201203260937_16602.shtml
安愚楽牧場を告発へ 岐阜などの出資者弁護団詐欺容疑
2012年03月26日09:37

和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)について、東海地方(岐阜、愛知、三重)と栃木、埼玉、千葉各県の出資者の弁護団は25日、詐欺容疑で告訴・告発することを検討している、と発表した。

全国安愚楽牧場被害対策弁護団(団長・紀藤正樹弁護士)が東京都内で開いた出資者向けの説明会で、各地の弁護団が明らかにした。

この日の説明会には約1000人が参加。紀藤弁護士は「役員の個人責任は追及するが、それだけでは回収できない。安愚楽から報告を受けるのを怠った消費者庁を含め、国の責任を明らかにしていく」と述べた。

また、出資者に「債権を買い取る」「取り返す」とかたって別の金融商品購入などを勧める詐欺的な「二次被害」が広がっているとして、注意を呼び掛けた。

安愚楽の刑事告訴検討 本県弁護団

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120325/747823
安愚楽の刑事告訴検討 本県弁護団
(3月26日)

和牛オーナー制度が行き詰まり、負債約4300億円を抱え破綻した安愚楽牧場(那須塩原市埼玉)が出資金をオーナー側に返還できなくなっている問題で、被害対策栃木県弁護団は25日、4月にも県警に出資法違反容疑などで告訴・告発を検討していることを明らかにした。東京都内で同日開かれた全国弁護団の出資者向け説明会などで報告した。
同牧場をめぐっては、既に大阪府の出資者が2月、詐欺容疑などで府警に告発状を郵送している。この日は本県弁護団のほか、埼玉、千葉、東海(愛知、岐阜、三重)の3弁護団も告訴・告発に向け準備を進めていることを明らかにした。
本県弁護団事務局長の須藤博弁護士は「昨年11月ごろから県警と連絡を取り合っている。4月か5月ごろには刑事告訴、告発の方向でやりたい」と説明。容疑は出資法違反や預託法違反、詐欺などを想定しており、「消費者庁や農林水産省の責任も大きい。国家賠償請求に向けても真剣に取り組んで行きたい」などと今後の方針を語った。

安愚楽牧場 被害弁護団説明会

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120326/k10013959781000.html
安愚楽牧場 被害弁護団説明会
3月26日 0時9分

いわゆる「和牛オーナー制度」で急成長し、去年、経営破たんした畜産会社「安愚楽牧場」について、オーナーとして出資した人たちの債権回収を目指す弁護団による説明会が東京で開かれました。

栃木県那須塩原市に本社があった「安愚楽牧場」は、繁殖用の牛への投資を募ったうえで生まれた子牛を買い取って配当する和牛オーナー制度で急成長し、会員は7万人を超えましたが、去年12月、東京地方裁判所が破産の手続きを開始する決定をしています。
被害対策弁護団が、25日、東京・千代田区で開いた説明会には、オーナーとして出資し弁護団に債権回収を依頼している人たちおよそ1000人が集まりました。説明会では、団長の紀藤正樹弁護士が「安愚楽牧場の役員や関連会社の責任を追及して少しでも多くの債権を回収できるよう努力したい」と話しました。そして、ことし5月30日に予定されている安愚楽牧場の破産管財人による説明会で、会社に残っている資産の状況が明らかになるという見通しを示したほか、安愚楽牧場側の刑事責任を問えるかどうか警察と相談していることを説明しました。
出席した60代の男性は「一刻も早く会社の経営の実態を明らかにするとともに、少しでも出資金を取り戻してほしい」と話していました。

2012/03/28

安愚楽牧場:旧経営陣を刑事告訴へ 被害対策弁護団

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120326k0000m040030000c.html
安愚楽牧場:旧経営陣を刑事告訴へ 被害対策弁護団
毎日新聞 2012年3月25日 19時49分(最終更新 3月26日 6時49分)

「和牛オーナー」制度で出資会員を集め、経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)について、全国安愚楽牧場被害対策弁護団(団長・紀藤正樹弁護士)は25日、千葉、埼玉、栃木、愛知の4県警に当時の経営陣を詐欺容疑などで刑事告訴する準備を進めている、と発表した。東京都千代田区で開いた被害者への説明会で明らかにした。

今年2月には、大阪府内の出資者が府警に告発状を提出しており、全国の被害対策弁護団が連携し、刑事・民事両面から旧経営陣の責任を追及する方針。警視庁にも被害を相談しているという。

安愚楽牧場は昨年8月、東京地裁に民事再生法の適用を申し立て、同12月に破産手続きに移行。破綻時には約7万3000人の会員が同社に約4300億円を出資していたとみられる。【浅野翔太郎】

安愚楽牧場の告発を検討 出資者の弁護団

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120325/cpb1203251822005-n1.htm
安愚楽牧場の告発を検討 出資者の弁護団
2012.3.25 18:21

和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)について、東海地方(愛知、岐阜、三重)と栃木、埼玉、千葉各県の出資者の弁護団は25日、詐欺罪で告訴・告発することを検討している、と発表した。

全国安愚楽牧場被害対策弁護団(団長・紀藤正樹弁護士)が東京都内で開いた出資者向けの説明会で、各地の弁護団が明らかにした。この日の説明会には約千人が参加。紀藤弁護士は「役員の個人責任は追及するが、それだけでは回収できない。消費者庁を含め、国の責任を明らかにしていく」と述べた。

また、出資者に「債権を買い取る」「取り返す」とかたって別の金融商品購入などを勧める詐欺的な「二次被害」が広がっているとして、注意を呼び掛けた。

安愚楽牧場をめぐっては、大阪府の出資者が2月、府警に告発状を郵送している。

安愚楽牧場 弁護団が説明会へ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120323/k10013917971000.html
安愚楽牧場 弁護団が説明会へ
3月23日 14時5分

いわゆる「和牛オーナー制度」で急成長した畜産会社「安愚楽牧場」について、被害対策弁護団は、25日、弁護団に依頼している債権者を対象に説明会を開くことになり、破産の手続きが進む会社の現状や出資金が返済されるかどうかのめどなどについて説明することにしています。
栃木県那須塩原市に本社があった「安愚楽牧場」は、繁殖用の牛への投資を募ったうえで、生まれた子牛を買い取って配当する「和牛オーナー制度」で成長を続け、会員は7万人を超えました。
しかし、経営が悪化したため、民事再生法による会社の再建を目指して各地で説明会を開くなどしたものの、東京地方裁判所は、去年12月、破産の手続きを開始する決定をしています。
安愚楽牧場の破産管財人は、5月30日に1回目の説明会を開く予定にしていますが、これを前に東京の弁護士で作る全国安愚楽牧場被害対策弁護団では、25日、弁護団に依頼している債権者を対象に千代田区の日比谷公会堂で説明会を開くことになりました。
説明会では、破産の手続きが進む会社の現状や出資金が返済されるかどうかのめどなどについて説明することにしています。
弁護団によりますと、当日は数千人が参加する見込みだということです。
http://www.shinmai.co.jp/news/20120319/KT120316FTI090016000.html
安愚楽牧場債権者にも「2次詐欺」か 全国で相談、県内警戒 
03月19日(月)

和牛オーナー制度で黒毛和牛の生産を全国展開したものの運営が行き詰まった畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県、破産手続き中)の債権者に債権買い取りなどを持ち掛け、現金を振り込ませようとする「2次詐欺」とみられる相談が全国で出始めていることが、国民生活センター(東京)や全国被害対策弁護団(同)への信濃毎日新聞の取材で18日分かった。債権者は長野県内にも700人以上いるとみられており、県消費生活室は被害拡大を警戒している。

昨年10月以降、同センターに寄せられた「2次詐欺」とみられる相談は10件ほど。同弁護団にも同様の相談が複数寄せられている。債権者に直接電話がかかっている例が複数あることから、同センターは出資者のリストのようなものが出回っている可能性があるとみている。長野県内の債権者からの相談は、今のところないという。

同センターによると、昨年10月、岐阜県の50代の債権者男性は自宅に電話があり、「債権を買って(同社の)土地を手に入れ、そこにソーラーパネルの巨大発電システム建設を計画している業者がある。費用を負担するので業者に出資してほしい。そうすれば、債権を4割の金額で買い取る」などと言われた。不審に思った男性が同センターに問い合わせ、被害はなかった。

一方、同弁護団によると、昨年8月に開いた債権者集会で、開場前に債権者らに声を掛け「何十万円か支払えばこちらで回収できる」などと勧誘する者がいたという。同弁護団事務局長の中川素充弁護士(同)は「たやすく回収できるような甘い話はない」としている。

県内の同牧場の出資者は、東京商工リサーチの調査によると784人、出資合計金額は44億円余とみられる。

県内では昨年秋以降、エビ養殖事業への投資名目で、全国の出資者から計約850億円を集めたとされる投資会社「ワールドオーシャンファーム」(東京、破産手続き中)の巨額詐欺事件に絡み、「出資金を返す」などと持ち掛け、手数料などを要求する不審電話も相次いでいる。実際に現金をだまし取られた被害者もおり、県警が詐欺などの疑いで捜査している。

レストラン安愚楽北霧島/破産で負債6億3000万円

http://ryutsuu.biz/strategy/e031305.html
レストラン安愚楽北霧島/破産で負債6億3000万円
2012年03月13日

東京商工リサーチの調べによると、レストラン安愚楽北霧島は1月17日、東京地裁に破産を申請し、2月15日に破産手続開始決定を受けたことが分かった。
親会社の安愚楽牧場の経営破綻に伴う連鎖倒産で、負債総額は約6億3000万円。
安愚楽牧場と三ヶ尻社長の出資により設立。宮崎県小林市や安愚楽牧場などが出資する第3セター、北きりしまリゾートが運営する観光牧場「コスモス牧場」内で、焼肉レストランを運営、相応の営業基盤を築いていたが、資金面は全面的に親会社の安愚楽牧場に依存していた。
2011年8月9日、安愚楽牧場が民事再生法の適用を申請(のちに破産に移行)したため、今後の資金繰りの目処がつかなくなり連鎖的に行き詰まった。

2012/03/08

直営牧場 元社員が買収 安愚楽破綻 「津別ファーム」再出発

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/355459.html
直営牧場 元社員が買収 安愚楽破綻 「津別ファーム」再出発
(03/06 11:35)

【津別】経営破綻した安愚楽牧場(栃木県)の元従業員が直営牧場だった津別牧場(オホーツク管内津別町)を買収し、「津別ファーム」として営業を始めた。安愚楽は道内8カ所を含む全国40カ所で直営牧場を持っていたが、津別ファームは「他の法人に買収されるケースが大半で、従業員による独立は初めてではないか」と話している。

津別ファームの上野信之社長は安愚楽牧場北海道支店の元支店長代理で、津別牧場に駐在していた。昨年12月に安愚楽を退職。同月、津別牧場を買収して津別ファームを設立し、今年1月から営業を始めた。資本金は900万円。約30人いた従業員のうち、20人を継続雇用している。買収額は公表していない。<北海道新聞3月6日朝刊掲載>

2012/02/23

安愚楽牧場の子会社レストランが破産

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120223-908032.html
安愚楽牧場の子会社レストランが破産
[2012年2月23日20時10分]

和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)の子会社で、宮崎県小林市のレジャー施設内でレストランを経営していた「レストラン安愚楽北霧島」(同市)が、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが23日、分かった。
破産管財人によると、負債総額は約6億3千万円。決定は15日付。
帝国データバンクによると、設立は1994年で、小林市と安愚楽牧場が第三セクター方式で出資する「コスモス牧場」内でレストランを経営。安愚楽牧場の破綻後、店舗を閉鎖していた。(共同)

安愚楽牧場問題、消費者庁が報告聞かず担当課長に厳重注意

http://media.yucasee.jp/posts/index/10495
安愚楽牧場問題、消費者庁が報告聞かず担当課長に厳重注意
最終更新:2012年02月21日 11時00分

経営破綻した和牛預託商法の「安愚楽(あぐら)牧場」(本社・栃木県)の問題で、口蹄疫の発生直後に安愚楽側から消費者庁に報告に来た際に、報告を聞かずに帰していたとして長官が担当課長に厳重注意をしていたことが21日わかった。21日の衆院予算委員会で、松原仁・消費者担当相が、柴山昌彦委員(自民)の質問に答えた。
安愚楽牧場の投資を巡っては、被害者数は7万人以上、被害総額約4200億円という戦後最大の消費者被害事案に発展した。
2010年春に口蹄疫が感染し、同牧場の預託牛が減少し、出資金を割り込んだと見られる。農林水産省の立ち入り検査で注意を受けていた。それを引き継いでいた消費者庁に、牧場側が報告に訪れたという。
しかし、松原大臣は「苦情相談などがなかった。何か具体的に聞くことがあったら連絡する、と言って、結果として報告を受けなかった。今思えば、聞いておくべきだった。長官が担当課長に厳重注意しており、極めて遺憾である」とした。 農水省の調査では、同牧場が債務超過状況にあることが判明していたという。松原大臣は重ねて「極めて遺憾で、今の私の立場として(消費者に)申し訳ないと思っている」と謝罪した。
また、芝山委員は、景品表示にも問題があったとして、金融商品取引法を預託法に導入できないか、と質問。
自見庄三郎金融・郵政改革担当相は「金商法の規制では、規制対象としてはなじみにくい。問題があれば預託法において、規制の見直しを検討すべきだと考える」とした。

安愚楽牧場 再発防止へ法律見直しも

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120221/t10013174021000.html
安愚楽牧場 再発防止へ法律見直しも
2月21日 13時37分 動画あり

安愚楽牧場 再発防止へ法律見直しも
松原消費者担当大臣は、衆議院予算委員会で、栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」が、繁殖用の牛への投資を募ったあと経営破綻したことに関連して、今後、同様の問題が起きないよう、関係する法律の見直しも含めて対応していく考えを示しました。
この中で、松原消費者担当大臣は、栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」が、繁殖用の牛への投資を募ったあと経営破綻したことに関連して、おととしの夏に、安愚楽牧場から消費者庁に、状況を報告したいと連絡があったにも関わらず、消費者庁が報告を受けなかったことを明らかにし、「極めて遺憾で、申し訳ない」と陳謝しました。
そのうえで、松原大臣は「安愚楽牧場に関しては、契約者が所有する牛の頭数や内訳が開示されていなかったことなど問題点が指摘されているので、今後、法令の見直しも含め、制度面、運用面の見直しも検討していく」と述べ、同様の問題が起きないよう、関係する法律の見直しも含めて対応していく考えを示しました。

2012/02/18

口蹄疫:「安愚楽牧場」の獣医師問題 獣医師法違反容疑で獣医を書類送検 /宮崎

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20120214ddlk45040699000c.html
口蹄疫:「安愚楽牧場」の獣医師問題 獣医師法違反容疑で獣医を書類送検 /宮崎
毎日新聞 2012年2月14日 地方版

高鍋署は、破産した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)の男性獣医師を、牛を診察せず医薬品を投与していたとして獣医師法違反容疑で宮崎地検に書類送検した。10日付。口蹄疫(こうていえき)被害に遭った川南町の畜産農家の男性2人が昨年10月、同署に告発していた。
告発状などによると、獣医師は10年4月ごろ、川南町の同社第7農場の従業員から「風邪の症状を示す牛がいる」と電話で連絡を受けた際、自ら診察せず、農場の牛全725頭に投薬を指示したとしている。 県警は12月、本社や農場などを家宅捜索し、押収資料を分析していた。県も11月に、獣医師に文書で「獣医師法上問題となる恐れがある。適切な獣医療を実施すること」と指導。一方で「前例がないので、明確に法に触れるとは判断できない」としていた。

安愚楽牧場獣医師を書類送検 高鍋署

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=43777&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
安愚楽牧場獣医師を書類送検 高鍋署
2012年02月14日

本県の口蹄疫被害農家が、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の男性獣医師が牛を自ら診察せずに医薬品投与などを繰り返した疑いがあるとして告発した問題で、高鍋署は13日までに獣医師法違反の疑いで獣医師を書類送検していたことが分かった。送検は10日付。
告発状によると、獣医師は2010年3、4月、口蹄疫感染疑い7例目となった同社直営農場(川南町)の従業員から「風邪の症状を示す牛がいる」と相談を受けた際、直接診察することなく、電話で牛725頭に投薬を指示したとされる。獣医師法は原則、獣医師が診察しないで投薬することを禁じている。
(詳細は14日付朝刊、または携帯サイトで)

安愚楽牧場の獣医師、宮崎県警が書類送検

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120214-OYS1T00216.htm
安愚楽牧場の獣医師、宮崎県警が書類送検
(2012年2月14日  読売新聞)

経営破綻した畜産会社・安愚楽(あぐら)牧場(栃木県那須塩原市)の男性獣医師による獣医師法違反事件で、宮崎県警がこの獣医師を同容疑(無診察による医薬品投与)で宮崎地検に書類送検していたことが分かった。容疑を認めているという。送検は10日付。
県警に出された告発状によると、2010年3~4月、同県川南町の牧場から「風邪の症状を示す牛に投薬したい」など連絡を受けた際、直接診察せず、無資格の牧場職員に医薬品投与を指示するなどした、とされる。

2012/02/17

安愚楽牧場の獣医師書類送検 無資格者に投薬させた疑い

http://www.asahi.com/national/update/0213/SEB201202130019.html
安愚楽牧場の獣医師書類送検 無資格者に投薬させた疑い
2012年2月13日21時9分

破産手続き中の安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県那須塩原市)の獣医師が、資格を持たない従業員に投薬させた獣医師法違反の疑いがあるとして、宮崎県の畜産農家2人が宮崎県警に獣医師を刑事告発していた問題で、県警が獣医師を同法違反容疑で10日に書類送検していたことが、県警などへの取材でわかった。
告発状は、この獣医師について、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の発生が確認される直前の2010年3月13日と4月17日、同県川南町にある安愚楽牧場の系列牧場から「風邪の症状を示す牛が発生した」との連絡を受けたにもかかわらず、直接診察せず、従業員に電話のみで抗生物質の投薬を指示した疑いがある、としていた。
4月の投薬については、宮崎県が昨年11月、獣医師を文書で指導している。

「診察せず投薬指示」 安愚楽牧場の獣医師

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=43743&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
「診察せず投薬指示」 安愚楽牧場の獣医師
2012年02月11日

本県で発生した口蹄疫に絡み、破産した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の男性獣医師が川南町の同社直営農場で牛を自ら診察せずに医薬品投与などを繰り返した疑いがあるとして口蹄疫被害農家から獣医師法違反の疑いで告発された問題で、獣医師が県警の調べに「電話で従業員に投薬を指示した」と認めていることが10日、関係者への取材で分かった。
獣医師法は原則、獣医師が診察しないで投薬することを禁じている。県警は慎重に捜査を進めている。
関係者によると、獣医師への事情聴取は昨年末までに行われた。獣医師は、口蹄疫発生前の2010年4月ごろ、感染疑い7例目となった同社直営農場(川南町)の農場従業員から「風邪の症状を示す牛がいる」と相談を受けた際、牛を直接診察することなく、電話で全725頭に投薬を指示したことを認めているという。
(詳細は11日付朝刊または携帯サイトで)

2012/02/03

安愚楽牧場を詐欺容疑で告発へ 大阪の出資者

http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020301001297.html
安愚楽牧場を詐欺容疑で告発へ 大阪の出資者
2012/02/03 11:10   【共同通信】

和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)が出資金をオーナー側に返還できなくなっている問題で、大阪府内の出資者13人が詐欺容疑などで同社と同社の社長ら3人を大阪府警に告発する方針を固めたことが3日、大阪弁護団への取材で分かった。
弁護団によると、同社の破綻をめぐる告発は全国初。
告発状によると、同社は昨年7月、既に破綻状態だったにもかかわらず新たな出資を呼び掛け6人から計約847万円をだまし取ったなどとしている。
同社は昨年8月、民事再生法の適用を申請し同12月に東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。

安愚楽牧場社長ら詐欺容疑で告発へ…大阪の出資者

http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120203-OYO1T00441.htm
安愚楽牧場社長ら詐欺容疑で告発へ…大阪の出資者
(2012年2月3日  読売新聞)

約4300億円の負債を抱え、東京地裁で破産手続き中の「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)の和牛オーナー制度を巡り、大阪府内の出資者13人が、同社側が経営の悪化を隠し出資金847万円をだまし取ったなどとして、社長ら3人を詐欺容疑などで大阪府警に刑事告発する方針を決めた。3日にも告発状を郵送する。被害対策大阪弁護団によると、同社の破綻を巡る告訴・告発は初めてという。
同弁護団によると、同制度は出資者が雌の繁殖牛のオーナーとなり、同社に飼育を委託。同社が繁殖牛を買い取って出資金を払い戻し、子牛の売却益も支払うとする仕組みだった。
告発状によると、告発人のうち6人は同社が民事再生法の適用を申請する前月の昨年7月、新たな繁殖牛の飼育に関し契約を結び、計847万円を出資した。この契約について「経営が行き詰まっており、新たに飼育したり、買い取ったりできない状態であることを隠し、自転車操業を続けるために出資金をだまし取った」と主張している。
他の7人も「必ず出資金が戻ると虚偽の説明をされた」などと詐欺の被害を訴えている。13人の出資金の残額は、約7億円に上るという。
一方、広告などに出資金の元本が保証されると誤解される表現があったとする出資法違反や、同社の状況に関し事実と異なる説明をしたとする特定商品預託法違反も容疑に加え、法人としての同社も告発する。
弁護団副団長の今井孝直弁護士(大阪弁護士会)は「ビジネスモデルに元々無理があった疑いがある。捜査で徹底的に実態解明してほしい」としている。

被害対策弁護団 安愚楽牧場の告発状を郵送

http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20065790.html
被害対策弁護団 安愚楽牧場の告発状を郵送
(02/03 12:11)

総額4200億円の負債を抱えて経営破綻した「安愚楽牧場」から詐欺の被害を受けたなどとして、被害対策弁護団は3日、法人としての安愚楽牧場と、三ヶ尻久美子社長ら3人について大阪府警に告発状を郵送した。
安愚楽牧場は和牛オーナー制度の先駆けとして高額配当をうたい、全国に約7万人の会員を集めたが、去年8月、経営破綻した。弁護団は「安愚楽牧場が破綻する1か月前に新たに金を集めたのは、返金できないことがわかっていながら、経営を維持するために金をだまし取った詐欺である」と主張している。
被害対策弁護団・今井孝直弁護士「そもそも、ビジネスとして成り立っていない。自転車操業でずっと走ってきている。なぜ被害が出たのか、事実の解明を進めてもらいたいと、債権者は強く思っています」
弁護団は、和牛オーナー制度そのものに違法性があったなどとして、大阪府警に全容解明を求めたいとしている。

安愚楽牧場社長を告発=詐欺容疑、大阪の出資者13人

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012020300407
安愚楽牧場社長を告発=詐欺容疑、大阪の出資者13人
(2012/02/03-12:33)

「和牛オーナー制度」運営の安愚楽牧場(栃木県那須町)が経営破綻した問題で、経営が行き詰まっていたにもかかわらず新たに出資を募ったとして、大阪府内の出資者13人が3日、三ケ尻久美子社長と前役員2人について、詐欺などの容疑で大阪府警に告発状を郵送した。被害対策大阪弁護団長の斎藤英樹弁護士が明らかにした。安愚楽牧場破綻をめぐる告訴、告発は初めて。
告発状を送ったのは、民事再生手続き開始申し立て直前の昨年7月に出資した6人と、5000万円以上を投資した高額出資者7人。出資総額は約7億円に上る。
弁護団によると、三ケ尻社長らは昨年4月に同牧場の経営が切迫し、既存オーナーの契約満了に伴う支払いが滞っていたのに、経営維持のため新規出資を募り、6人から約847万円を詐取したとしている。告発状では、元本保証をうたって出資を募ったとする出資法違反(預かり金の禁止)の疑いもあるとし、同社も告発対象に含めた。

■詐欺などの疑い 「安愚楽牧場」初の刑事告発

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE120203112200536449.shtml
■詐欺などの疑い 「安愚楽牧場」初の刑事告発
(02/03 12:37)

和牛オーナー制度で経営破綻した「安愚楽牧場」をめぐり、初めての刑事告発です。
大阪府内の出資者13人が「経営悪化を隠して金を集めた」として、社長らを3日、警察に告発します。
詐欺などの疑いで告発されるのは、栃木県で和牛オーナー制度を運営していた「安愚楽牧場」と三ヶ尻久美子社長ら3人です。
「安愚楽牧場」は去年8月民事再生法の適用を申請しましたが、告発する13人のうち6人はその前の月に新たな契約を結び、あわせて847万円を出資したということです。
「倒産寸前まで新規のコースを作って新たな契約を募集していたから、それが詐欺に当たると」(被害対策大阪弁護団 今井孝直副団長)
ほかの7人も「出資金が必ず戻る」と、嘘の説明をされたと主張しています。
「安愚楽牧場」に対しては被害を訴えるオーナーが全国的に相次いでいて、刑事告発は今回が初めてとなります。

大阪の出資者、安愚楽牧場を刑事告発へ 詐欺容疑など

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E1E2E3868DE2E1E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000
大阪の出資者、安愚楽牧場を刑事告発へ 詐欺容疑など
2012/2/3 12:54

和牛オーナー制度が行き詰まり、安愚楽牧場(栃木県)が昨年8月に約4300億円の負債を抱え経営破綻した問題で、大阪府内の出資者13人が法人としての同社と同社社長ら3人を詐欺容疑などで大阪府警に刑事告発することが3日、被害対策大阪弁護団への取材で分かった。
同弁護団によると、同社の破綻を巡っての告訴・告発は全国で初めて。同日中に告発状を府警に郵送した。
告発状によると、同社は昨年4~6月の段階で配当が遅れるなど経営が行き詰まっていたにもかかわらず、同7月に年3~6%の配当をうたい、オーナーを新規募集するパンフレットを郵送するなどして、府内の出資者6人から計847万円をだまし取ったなどとしている。
弁護団によると和牛オーナー制度は出資者が契約金を支払って黒毛和牛の繁殖牛のオーナーになり、生まれた子牛の売却益から配当が支払われる仕組み。
同社は昨年8月に東京地裁に民事再生法の適用を申請。その後資金繰りが想定以上に逼迫していることが判明し、再生を断念して同12月、同地裁が破産手続きの開始決定を出した。

安愚楽牧場を刑事告発 和牛オーナー被害者(大阪府)

http://news24.jp/nnn/news8893348.html
安愚楽牧場を刑事告発 和牛オーナー被害者(大阪府)
[ 2/3 11:59 読売テレビ]

総額4200億円の負債を抱え経営破たんした安愚楽牧場から詐欺の被害を受けたなどとして、和牛オーナーなどの被害対策弁護団は3日、安愚楽牧場と三ヶ尻久美子社長ら3人について詐欺罪などで大阪府警に告発状を郵送した。安愚楽牧場は和牛オーナー制度の先駆けとして高額配当をうたい全国に約7万人の会員を集めたが去年8月、経営破たんした。弁護団は安愚楽牧場が破綻する一か月前、新たに金を集めたのは返金できない事が分っていながら経営を維持するために金を騙し取った詐欺だと主張している。被害者弁護団の今井孝直弁護士は「そもそもがビジネスとして成り立っていないはずである。自転車操業でずっと走ってきている。なぜこういうことになったかについて事実の解明を進めてもらいたいと、みなさん強く思っておられます」と語り、和牛オーナー制度そのものに違法性があったなどとして警察に全容解明を求めたいとしている。

安愚楽牧場破綻:大阪の出資者13人、経営陣を詐欺容疑で告発へ

http://mainichi.jp/select/biz/news/20120203dde041020048000c.html
安愚楽牧場破綻:大阪の出資者13人、経営陣を詐欺容疑で告発へ
毎日新聞 2012年2月3日 東京夕刊

「和牛オーナー」制度で出資会員を集めていた「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)が経営破綻し、出資金を返還できなくなっている問題で、大阪府内の出資者13人が、同社側が経営悪化を隠して出資金を集めていたなどとして、当時の経営陣を詐欺容疑などで大阪府警に告発する方針を決めた。3日にも告発状を郵送する。被害対策大阪弁護団によると、同社の破綻を巡っての刑事告訴・告発は初めて。
告発状によると、同社は昨年4月ごろには経営に行き詰まり、契約しても和牛の飼育などができない状態だったが、経営維持のため出資金の詐取を計画し、昨年7月、告発人13人のうち6人から計約850万円を集めたという。また、他の7人にも出資金が必ず戻るなどと虚偽説明して出資金を集めていたとされ、13人の出資金残額は計約7億円に上る。
出資者13人は、詐欺容疑のほか預託法違反(不実の告知)や出資法違反の容疑でも告発。同社が出資者に出資に見合う繁殖牛を保有していないことを告知していなかったなどと指摘している。弁護団の今井孝直弁護士は「真相解明のためには、警察に動いてもらうしかないと考えた」と話している。【苅田伸宏】

安愚楽牧場 出資者らが告発へ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120203/t10015761282000.html
安愚楽牧場 出資者らが告発へ
2月3日 15時38分

いわゆる「和牛オーナー制度」で急成長した栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」を巡って、大阪の出資者らが「経営に行き詰まったのにオーナーを勧誘し、出資金を集めた」として、安愚楽牧場の社長らを詐欺などの疑いで警察に告発する手続きを取りました。
栃木県那須塩原市に本社がある安愚楽牧場は、繁殖用の牛への投資を募り、子牛を買い取って配当する和牛オーナー制度で急成長しましたが、去年、経営が悪化し、4300億円余りの負債を抱えて、破産手続きが進められています。全国で7万人を超える会員のうち、大阪府内の13人が、3日、警察に告発の手続きを取ったもので、このうち、安愚楽牧場が民事再生法の適用を申請する直前の去年7月に出資した6人は、「経営に行き詰まったのにこれを隠して勧誘し、合わせて800万円余りをだまし取った」などとしています。また、出資者らは、「必ず出資金が戻るとうその説明を受けた」とも主張し、安愚楽牧場の社長ら3人には詐欺や出資法違反などの疑いがあるとしています。安愚楽牧場を巡って、出資者が告発や告訴に踏み切ったのは初めてで、大阪の弁護団長の斎藤英樹弁護士は、「大きな被害が出ているので、捜査機関が連携し、全容を解明してほしい」と話しています。

安愚楽牧場 初の告発へ

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/news/post_15028
安愚楽牧場 初の告発へ
2月3日

破綻めぐる刑事告発は全国で初めてとのことです。およそ4,300億円の負債を抱えて経営破たんした安愚楽牧場の三ケ尻社長などについて、大阪府の出資者13人はきょう、詐欺などの被害を受けたとして、大阪府警に告発状を郵送しました。被害対策弁護団は、「真実の解明には程遠い」として大阪府警に全容解明を求めたいとしています。

安愚楽牧場の経営陣を告発へ 高額出資者ら、詐欺容疑で

http://www.asahi.com/national/update/0203/OSK201202020229.html
安愚楽牧場の経営陣を告発へ 高額出資者ら、詐欺容疑で
2012年2月3日5時2分

和牛オーナー制度を運営していた安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県)が経営破綻(はたん)し、出資金をオーナー側に返還できなくなっている問題で、大阪府内の高額出資者ら13人が3日にも、当時の同社経営陣を詐欺容疑などで府警に告発する。破綻直前に、駆け込み的に新規出資を募った行為などが詐欺にあたると主張している。
13人は、昨年7月の新規出資の勧誘に応じたオーナー6人(出資総額計5160万円)と、これまでに5千万円以上を出資したオーナー7人(同6億5750万円)。いずれも大阪弁護団(団長・斎藤英樹弁護士)に被害を訴えていた。東京都や栃木県など全国に13の被害対策弁護団があるが、オーナー制度をめぐり、刑事告訴・告発へ踏み切る動きは大阪が初めて。
告発対象は法人としての安愚楽牧場のほか、三ケ尻久美子代表取締役(67)と前役員2人。

破産の安愚楽牧場を家宅捜索 獣医師法違反容疑

http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011901001769.html
破産の安愚楽牧場を家宅捜索 獣医師法違反容疑
2012/01/20 02:02   【共同通信】

破産した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)の男性獣医師が、宮崎県内の同社農場で牛を自ら診察せずに医薬品投与などを繰り返した疑いがあるとして、宮崎県警が獣医師法違反容疑で安愚楽牧場本社や、宮崎県内の農場など数カ所を家宅捜索したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
口蹄疫の被害に遭った宮崎県川南町の畜産農家の男性2人が昨年10月、同容疑で獣医師を告発。県警は、この獣医師や、牧場の元従業員などから任意で事情を聴いた。
捜査関係者によると、家宅捜索は昨年12月中旬、本社や児湯第7牧場(宮崎県川南町)など数カ所で実施した。

安愚楽牧場を家宅捜索 獣医師法違反疑い

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=43279&catid=74&blogid=13&catid=74&blogid=13
安愚楽牧場を家宅捜索 獣医師法違反疑い
2012年01月20日

破産した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の男性獣医師が本県内の同社農場で牛を自ら診断せずに医薬品投与などを繰り返した疑いがあるとして、県警生活環境課と高鍋署が19日までに、獣医師法違反容疑で同社本社や本県内外の直営牧場などを家宅捜索したことが分かった。
県警によると、家宅捜索したのは同社本社や、不適切な対応があったとされる、口蹄疫感染疑い7例目となった川南町の直営農場など数カ所。獣医師や当時の従業員ら関係者から任意で事情を聴いているという。
(詳細は20日付朝刊または携帯サイトで)

宮崎県警が安愚楽牧場捜索、獣医師法違反疑い

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120120-OYS1T00745.htm
宮崎県警が安愚楽牧場捜索、獣医師法違反疑い
(2012年1月20日  読売新聞)

宮崎県川南町などで牧場を経営し、倒産した畜産会社・安愚楽(あぐら)牧場(栃木県那須塩原市)の男性獣医師が、同町の畜産農家2人に獣医師法違反(無診察による医薬品投与)容疑で告発された問題で、宮崎県警が昨年12月、同社を同容疑で捜索していたことがわかった。捜索は本社や川南町の児湯(こゆ)第7牧場など数か所で、書類などを押収。男性獣医師らから任意で事情を聞いた。
告発状では、男性獣医師は2010年3~4月、牧場から「風邪の症状を示す牛がいるので投薬したい」などの連絡を受けた際、直接診察せず、無資格の牧場職員に医薬品の投与を指示したなどとしている。

企業倒産:昨年県内、60件減の111件 安愚楽牧場影響、負債は4190億円増 /栃木

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120115ddlk09020080000c.html
企業倒産:昨年県内、60件減の111件 安愚楽牧場影響、負債は4190億円増 /栃木
毎日新聞 2012年1月15日 地方版

昨年1年間の県内企業の倒産件数(負債総額1000万円以上)が前年比60件(35・1%)減少し111件となり、1989年以降で4番目に少なかったことが、東京商工リサーチ宇都宮支店のまとめでわかった。一方で、年間負債総額は約4700億4500万円で同4190億円の大幅増。畜産大手「安愚楽牧場」(那須塩原市)の経営破綻など大型倒産の影響が見られた。同支店担当者は「欧州の財政問題や異常な円高、デフレ環境など不安材料は多い」と今後も楽観できない状況が続くとしている。
まとめによると、業種別では▽サービス業42件▽建設業29件▽製造業21件--となり、3業種が82・8%を占めた。原因の大半が「販売不振」で94件。「他社倒産の余波」が8件、東日本大震災などによる「偶発的原因」が4件だった。地域別では宇都宮市が18件でトップ。日光、那須塩原市がそれぞれ12件、足利市が11件と続いている。
同支店によると、震災と福島原発事故による風評被害で4月度は倒産件数が急増した。その後もタイの大洪水による製造業への打撃や円高が進むなどのマイナス要因が相次いだが、金融円滑化法など政府の資金繰り支援策が奏功し、各企業の努力もあって倒産件数が抑えられたという。ただ、担当者は「今後、各種支援策の政策効果が薄れた時に、中小企業の倒産が相次ぐ可能性が否定できない」と分析している。【吉村周平】

2012/01/13

安愚楽、社長の負債2700億円 一部出資金含む

http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011001002129.html
安愚楽、社長の負債2700億円 一部出資金含む
2012/01/10 23:03   【共同通信】

和牛オーナー制度が行き詰まり、負債約4300億円を抱え破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の三ケ尻久美子社長の自己破産について、東京地裁は10日、和牛預託商法の出資者に対する負債の一部も、社長個人の負債に含める決定を出した。負債総額は約2700億円に上る見込み。
三ケ尻社長は同地裁に自己破産を申請し、昨年12月に負債約2億円で開始決定を受けたが、全国安愚楽牧場被害対策弁護団の紀藤正樹弁護士らが、債権者破産を申し立てていた。弁護団は別の役員2人についても債権者破産を申し立てている。
紀藤弁護士は「役員の責任を認める決定で大変意義がある」と評価した。

安愚楽、社長の負債1700億円 一部出資金含む

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/342536.html
安愚楽、社長の負債1700億円 一部出資金含む
(01/10 21:31、01/10 22:48 更新)

和牛オーナー制度が行き詰まり、負債約4300億円を抱え破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の三ケ尻久美子社長の自己破産について、東京地裁は10日、和牛預託商法の出資者に対する法人の負債の一部を、社長個人にも負わせる決定を出した。負債総額は約1700億円に上る見込み。
三ケ尻社長は同地裁に自己破産を申請し、昨年12月に負債約2億円で開始決定を受けたが、全国安愚楽牧場被害対策弁護団の紀藤正樹弁護士らが、債権者破産を申し立てていた。弁護団は別の役員2人についても債権者破産を申し立てている。

2012/01/06

口蹄疫前に経営不安視/安愚楽の預託農家

http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001201050005
口蹄疫前に経営不安視/安愚楽の預託農家
2012年01月05日

和牛オーナー制度が行き詰まり、破産手続きが始まった安愚楽牧場(本社・栃木県)について、同社が破綻(は・たん)理由に挙げている宮崎県の口蹄疫(こう・てい・えき)発生や福島第一原発事故以前から経営が不安視されていたことが、県内の畜産農家らへの取材で分かった。牧場が所有していた牛の売却も進められているが、預託農家が今後も牛の飼育を続けていけるかの見通しは立っていない。
国東市安岐町の河野牧場では、約1400頭の肉用牛を育てている。1996年ごろから安愚楽の牛を預かって肥育する預託農家となり、規模を拡大した。経営者の河野一さん(36)によると、預託農家には最上級の格付けの肉を生産する農家もいた。
約2年前、安愚楽の本社が、九州外の商社が扱うある飼料を使うよう指示してきた。時々腐っていることもあるほど質が悪かったが、与える量を調べられるため、勝手に変えることは出来なかった。
「会社の人も分かっていたが、本社から言われると断れなかった」。肉質は落ち、各農家に成績に応じて払われる預託料も1頭あたり1日120~150円だったのが、軒並み100円前後に引き下げられたという。安愚楽牧場は原発事故の影響による牛肉価格の低迷を経営悪化の理由にするが、それより以前からおかしくなっていたのではと感じる。
安愚楽の預託農家は、自前の畜産経営が行き詰まって預託に切り替え、危機を切り抜けた農家が多い。多くの農家は安愚楽に恩義を感じ、会社に要望などをすることはなかった。
「これからは農家の声を本社に上げていこう」と昨春、県内の預託農家13軒などで「大分安愚楽会」を結成。その直後の8月、経営破綻が明るみに出た。
最も飼養頭数の多かった河野さんの牧場の牛は8月、安愚楽に飼料を売っていた福岡県の飼料メーカーが担保に取り、安愚楽に替わってこの会社から預託料が払われるようになった。
安愚楽会会長の河野さんや県によると、他の預託農家の牛は安愚楽から餌を3分の1に減らされるなどしていたが最近、県内外の食肉卸業者などが購入。滞っていた預託料も12月、安愚楽の管財人から入り出した。1軒が廃業を決めたが、残りの農家は続けたい意向だ。
だが、今後も子牛を購入し預託していく方針を新たな業者が決めたのは2軒だけ。他の農家は今の牛が売れた以降どうなるのか決まっていないという。「これまで振り回されて皆疲れている上、今いる牛が売れた数カ月先はどうなるか分からず、不安を抱えている」と河野さんは話す。
県などによると、安愚楽の直営牧場2カ所は県外の業者が購入した。預託農家について県畜産振興課は「新たな受け皿探しが必要になるのか、農家がどういう意向を持っているのかなどを見極めながら相談に応じていきたい」と話している。(後藤たづ子)