2011/08/22

【千葉】安愚楽牧場問題 説明会に債権者160人

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110822/CK2011082202000057.html
【千葉】安愚楽牧場問題 説明会に債権者160人
2011年8月22日

和牛オーナー制度を運営する安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)が民事再生法の適用を申請した問題で、県弁護士会による被害者説明会が二十一日、千葉市中央区の千葉商工会議所で開かれた。集まった約百六十人の債権者からは「会社の違法性は問えるか」「投資額はどれくらい戻ってくるのか」などの質問が相次いだ。
県内の被害者救済を目的とした被害対策弁護団も同日、正式に発足。法的措置などを検討していくという。
説明会では、担当弁護士が会社の経営状況や弁護団の今後の方針を説明。質疑応答では、債権者が「仮に会社が破産した場合、(原発事故による)国や東京電力の賠償責任はなくなってしまうのか」「多額の使途不明金があると聞いたが、実態は解明できるか」などと質問していた。
十年間で四千万円を投資した千葉市若葉区のパート女性(40)は「つい最近も配当が入ったばかり。会社側も経営悪化のことは債権者にひと言も言わなかった。だまされた気持ちでいっぱい」と途方に暮れていた。 (宇田薫)

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