2011/08/31

安愚楽牧場:再生法申請 被害対策弁護団、きょう結成 債権者1000人超に /群馬

http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110831ddlk10020245000c.html
安愚楽牧場:再生法申請 被害対策弁護団、きょう結成 債権者1000人超に /群馬
毎日新聞 2011年8月31日 地方版

和牛オーナー制度で資金を集めていた「安愚楽(あぐら)牧場」(本社・栃木県那須塩原市)が民事再生法の適用を申請した問題で、「安愚楽牧場被害対策群馬弁護団」が31日に結成される。東京商工リサーチ前橋支店によると、県内の債権者は1062人、債権総額は58億9200万円に上っており、弁護団は9月10日に説明会を開催する。
弁護団は群馬弁護士会所属の有志9人で結成し、他県の弁護団と連携して安愚楽牧場の経営実態などを調査し、債権者の救済に向けて活動する。
同弁護士会が27日に行った電話相談には56件(債権総額約8億3500万円)の相談が寄せられ「債権は返金されるのか」「牧場の再生手続きは今後どうなっていくのか」などの質問が大半だったという。県内の消費生活センターには今月1~28日に計42件の相談があった。
一方、東京商工リサーチ前橋支店によると、県内で債権額1000万円以上は149人おり、1億円以上も1人(債権額1億7000万円)いた。
弁護団結成準備会の樋口和彦代表は「多くの県民が困っている。今後の手続きの手助けや見通しを説明できるよう努力したい」と話している。
説明会は午後6時から、前橋市野中町の県勤労福祉センターで。参加費無料。【鳥井真平】

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