2011/08/30

配当への不安相次ぐ 安愚楽牧場破綻 県弁護士会が電話相談 兵庫

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110827/hyg11082702240003-n1.htm
配当への不安相次ぐ 安愚楽牧場破綻 県弁護士会が電話相談 兵庫
2011.8.27 02:24

和牛オーナー制度の運営会社「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)が民事再生法の適用を申請したことを受け、県弁護士会は26日、オーナー向けの電話相談会を実施。「夫の遺産をすべてつぎ込んだ」「老後の貯えを出資したが、配当があるのか不安」などの相談が相次ぎ、改めて深刻な実態が浮き彫りとなった。
電話相談は、神戸と姫路の2カ所で開催。同会の弁護士計22人が、オーナーの出資状況を聞き取り、民事再生手続きの流れを説明するなどした。相談件数は142件で、平均出資額は約1740万円。最大で約2億3千万円を出資した人もいた。相談者の年齢は幅広く、今後の配当を不安視する質問が多かったという。
県内のオーナーは3千人を超えるといい、県弁護士会の有志は同日、被害対策弁護団を結成。今後、実態調査を進め、オーナーへの情報提供など被害救済に取り組む。
また、県弁護士会は9月5日に神戸市中央区の同会館本館、9月11日に姫路市北条の同会姫路支部会館でオーナー向け説明会を開催する。無料。問い合わせは、県弁護士会分館事務局((電)078・341・8227)

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