安愚楽牧場が初の債権者集会「東電に補償を…」

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210817016.html
安愚楽牧場が初の債権者集会「東電に補償を…」
(08/17 11:49)

約4300億円の負債を抱えて破綻した「安愚楽牧場」。この和牛オーナー制度は、出資金を募り、牧場に牛の飼育を委託します。そして、産まれた子牛の売却益と出資金をオーナーに払い戻していましたが、放射能汚染などの影響で牛が売れなくなり、破綻しました。17日、このオーナーらへの説明会が初めて開かれました。
神戸市で開かれている債権者説明会には、和牛のオーナーら多くの人が出席しました。安愚楽牧場は、オーナーからの出資で繁殖牛を飼育し、産まれた子牛の売却益から配当金を支払う「和牛オーナー制度」を展開。しかし、福島第一原発の事故後、牛肉価格の低下などで経営が悪化。4300億円の負債を抱え、民事再生法の適用を申請しました。
和牛のオーナー：「東京電力に補償してほしいです。『風評』じゃないですか」「利益とか状況とかを正しくこちらに説明してたかどうかを聞きたい」
債権者説明会は19日、東京でも開かれます。