2011/09/28

安愚楽牧場経営破綻、県内への影響

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安愚楽牧場経営破綻、県内への影響
2011年09月27日

和牛オーナー制度を運営している安愚楽牧場(本社・栃木県)の経営破綻(は・たん)を巡り県は26日、県内への影響を明らかにした。飼育牛は計7247頭で、直営牧場が2カ所、契約で預かって育てている預託牧場は13カ所あった。オーナーとして309人が総額19億1800万円を出資していた。預託牧場への預託料は6、7月分の一部が未払いだが、8月9日の民事再生法適用申請後は2週間ごとに前払いが再開されたという。
県議会農林水産委員会で報告された。飼育牛7247頭は県内の牛の総頭数(約6万2500頭)の約12%に相当。飼料代や稲わら代など販売代金の未収も県内で数千万円に上る見込みだという。
一方、オーナー会員として県内の309人が総額19億1800万円を出資していた。1千万円以上の大口出資者も54人いた。県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」には、オーナー会員からの契約金返還やクーリングオフなどに関する相談が今月中旬までに9件寄せられたという。
県畜産振興課は、今後明らかにされる安愚楽牧場の具体的な再生計画や弁済方針をふまえ、牧場にいる牛や施設への対応策を検討する方針。(原篤司)

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