2011/11/12

和牛オーナー制度で県内預託農家も困惑(秋田県)

http://news24.jp/nnn/news8612180.html
和牛オーナー制度で県内預託農家も困惑(秋田県)
[ 11/9 19:22 秋田放送]

和牛オーナー制度で経営破たんした安愚楽牧場の民事再生手続きの廃止が、決まりました。資金繰りのひっ迫が原因で、県内の預託農家からは不安の声が上がっています。安愚楽牧場は繁殖牛のオーナーを募集し、仔牛が生まれると売却益をオーナーに還元する仕組みで急成長した畜産会社です。しかし、資金繰りの悪化からことし8月に民事再生法の適用を申請していました。その後、牧場主体で 手続きが進められてきましたが、管財人の調査で牛の売却が進まず、えさ代すら賄えない逼迫した資金繰りが分ったということです。県内では、先月末時点で、秋田市や潟上市などの3戸の農家が預託契約を結び、およそ400頭の肉牛を肥育しています。今後、破産手続きが始まる事を受けて、預託農家からは「新たに自前で仔牛を購入する資金はない」「安愚楽牧場に補償を求めていくことも検討したい」との声が上がっています。県では、経営資金の融資など支援をしていく考えです。

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