2011/11/09

安愚楽牧場、破産手続きに移行へ…牛餓死の恐れ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111108-OYT1T01093.htm
安愚楽牧場、破産手続きに移行へ…牛餓死の恐れ
(2011年11月8日21時09分  読売新聞)

和牛オーナー制度の運営で知られ、民事再生手続き中の「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は8日、同手続きを廃止する決定を出した。
これにより同社は今後、破産手続きに移行する見通しとなった。
同社は、牛をただちに売却するのが難しいとして、当面事業を存続できる民事再生手続きを進め、最終的に会社を清算する方針だった。ところが、地裁から4日に再生管財人に選任された渡辺顕弁護士らが同社の財産状況を調査した結果、牛の餌代などで資金繰りが逼迫(ひっぱく)していることが判明。資金不足で財産保全はおろか、牛が餓死する可能性もあるとして、8日付で民事再生手続きの廃止を求める上申書を地裁に提出していた。

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