2011/11/12

安愚楽の破産手続き 「牧場経営が心配」、市内の預託牛関係者ら

http://www.y-mainichi.co.jp/news/19679/
安愚楽の破産手続き 「牧場経営が心配」、市内の預託牛関係者ら
11月10日2011

民事再生手続き中の(株)安愚楽牧場(栃木県那須町)が東京地裁(鹿子木康裁判長)の同手続きの廃止決定を受け、破産手続きに移行する見通しとなった。預託牧場に波紋が広がっている。
石垣市内の預託牧場の経営者は「預託料は今のところ、きちんと支払われているが、破産したらどうなるのか心配。牛だけ残されると、毎日のエサ代だけがかさんでいく」と不安げに話した。
また、預託牛(母牛)について、安愚楽牧場本社から買い取ってほしいと依頼されているが、具体的な価格の提示はないという。
ある牧場関係者は「買い取る方向で考えているが、母牛更新がされていないので高齢母牛が多い」と難色を示す。
また「買い取っても子牛が生まれて出荷するまでに8カ月かかる。その間、収入がない。牛を引き取ってもらっても収入がない」と八方ふさがり状態だ。
市内には預託牧場が7カ所あり、母牛約2100頭が預託されている。

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