2011/10/05

安愚楽牧場に景品表示法違反の疑い 消費者庁が調査開始

http://www.asahi.com/national/update/1005/TKY201110050205.html
安愚楽牧場に景品表示法違反の疑い 消費者庁が調査開始
2011年10月5日13時34分

和牛オーナー制度が破綻(はたん)した安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県)について、消費者庁が景品表示法違反の疑いもあると見て調査を始めたことがわかった。景品表示法は事実と異なる広告などで客を勧誘することを禁止している。同庁は安愚楽牧場側から任意で資料の提出を受けており、内容を分析して、処分するか検討する。
安愚楽牧場の和牛オーナー制度は、オーナーが購入した繁殖雌牛が産んだ子牛を同社が買い取り、契約終了後に雌牛も買い戻す仕組み。高い利回りが得られるとしてPRしたが、東日本大震災後に経営悪化が表面化し、今年8月に民事再生法の適用を申請した。全国に約7万3千人のオーナーがおり、負債総額は約4330億円とされる。
被害対策弁護団は、安愚楽牧場が経営悪化後もオーナーを募っていた点などを問題視し、同庁に実態解明を求めていた。

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