2011/10/05

安愚楽牧場を消費者庁が調査、景表法違反の疑い

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111005-OYT1T00102.htm
安愚楽牧場を消費者庁が調査、景表法違反の疑い
(2011年10月5日03時03分  読売新聞)

和牛オーナー制度で知られ、民事再生手続き中の「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)について、景品表示法違反などの疑いがあるとみて、消費者庁が調査に乗り出したことが4日、わかった。
同庁は、行政処分の必要性を検討する。
被害対策弁護団などが、東日本大震災以後に同社の経営が悪化した後も新たな出資者を募っていたと指摘し、経営の実態解明を求めていることを受けた措置で、同庁は資料を分析するなどして、違法な勧誘などがなかったか調べる。景品表示法は、商品の広告などで虚偽表示や誇大広告で不当に顧客を勧誘することを禁じている。
同社は、雌牛のオーナーを募って契約金を集め、直営や委託牧場で牛を飼育。生まれた子牛を同社が買い取ることで高利回りを実現する金融商品として注目された。ところが、震災や原発事故などの影響で経営が悪化し、8月、民事再生法の適用を東京地裁に申請。民間の信用調査機関によると、負債総額は約4300億円で、オーナーは全国約7万3000人に上る。

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