2011/10/05

安愚楽牧場 消費者庁が調査

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111005/t10013041471000.html
安愚楽牧場 消費者庁が調査
10月5日 4時6分

和牛オーナー制度という投資で高い配当を示して会員を集め、経営破たんした栃木県の畜産会社「安愚楽牧場」について、消費者庁は、事実とは違う表示で客を勧誘することを禁じた景品表示法違反の疑いもあるとして調査を始めました。
栃木県那須塩原市に本社がある安愚楽牧場は、繁殖用の牛への投資を募り、子牛を買い取って配当する和牛オーナー制度で成長を続けましたが、東京電力福島第一原子力発電所の事故で牛肉価格が下落したことなどから経営が悪化し、現在、民事再生法の手続きが進められています。消費者庁は、安愚楽牧場が広告などで年に3%から4%という高い配当を示していた点などについて、事実と違う表示で客を勧誘することを禁じた景品表示法違反の疑いもあるとして、先月、安愚楽牧場から任意で資料の提出を受けたほか、投資した人たちの弁護団からも財務諸表や広告などの提出を受け、具体的な調査を始めました。消費者庁では、安愚楽牧場が示していた高い配当が実際に可能だったかどうかなどを詳しく分析し、行政処分をするかどうか検討することにしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿