2011/10/05

消費者庁、安愚楽牧場を本格調査

http://news.tbs.co.jp/20111004/newseye/tbs_newseye4843475.html
消費者庁、安愚楽牧場を本格調査
(04日23:23)

和牛オーナー制度で知られる栃木県の「安愚楽牧場」が経営破綻した問題で、消費者庁が景品表示法違反の疑いがあるとみて本格的な調査を開始したことがわかりました。
この問題は、和牛オーナー制度で資金調達し、黒毛和牛の生産を全国展開していた、栃木県の畜産会社、「安愚楽牧場」が今年8月、総額4300億円以上の負債を抱えて倒産したものです。
この和牛オーナー制度について、消費者庁が商品の広告などで大げさな表現や虚偽表示で不当に客を勧誘することを禁じている景品表示法違反の疑いがあるとみて、本格的な調査を開始したことがわかりました。
安愚楽牧場は、破綻直前にも新たに出資者を募っていましたが、消費者庁は勧誘や契約の際に出資者に対して詳しく説明していなかったとみて、今後、経営の実態を解明し、行政処分について検討する方針です。
一方、安愚楽牧場の獣医師について、宮崎県川南町の2人の畜産農家が、獣医師法違反の疑いなどで、5日に告発することが分かりました。
この畜産農家は獣医師について、川南町の直営牧場で資格を持たない従業員に注射を打たせたとして、獣医師法違反の疑いなどで5日に告発状を提出するということです。
また今回は、去年、宮崎県で口蹄疫が発生した際、この獣医師が口蹄疫の疑いがある牛を確認していたにもかかわらず、隠していた疑いでも告発するということです。

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