http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20111209-OHT1T00213.htm
安愚楽牧場が破産
(2011年12月9日21時17分 スポーツ報知)
和牛オーナー制度が行き詰まり、民事再生手続きの廃止決定を受けていた畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は9日、破産手続き開始の決定をし、保全管理人の渡辺顕弁護士を破産管財人に選任した。債権者集会は、来年5月30日に東京都千代田区の日比谷公会堂で開く。
現時点では債権者への配当ができるかどうか不明のため、負債総額を確定させる期間などを当面設定しないこととし、今後は管財人が財産状況の調査を進める。民事再生手続きで届け出た債権はそのまま破産債権として扱われる。
安愚楽牧場は昨年発生した口蹄疫問題に続き、東京電力福島第1原発事故の影響による契約解除の増加や和牛価格の下落などで資金繰りが急激に悪化。
8月9日に民事再生法の適用を申請。事業を継続しながら経営陣が関与しての清算を目指したが、渡辺弁護士が調査したところ「早期に直営の牧場や牛を売却しなければ財産保全はおろか、牛の餌代を賄えず、大量の牛が餓死しかねない状況」と判明。地裁が先月8日、民事再生手続きの廃止を決定した。
再生手続きの申立書によると、安愚楽牧場の負債総額は約4330億円。大部分は全国の出資者約7万3000人への負債で計約4207億円に上る。
安愚楽牧場が破産
(2011年12月9日21時17分 スポーツ報知)
和牛オーナー制度が行き詰まり、民事再生手続きの廃止決定を受けていた畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は9日、破産手続き開始の決定をし、保全管理人の渡辺顕弁護士を破産管財人に選任した。債権者集会は、来年5月30日に東京都千代田区の日比谷公会堂で開く。
現時点では債権者への配当ができるかどうか不明のため、負債総額を確定させる期間などを当面設定しないこととし、今後は管財人が財産状況の調査を進める。民事再生手続きで届け出た債権はそのまま破産債権として扱われる。
安愚楽牧場は昨年発生した口蹄疫問題に続き、東京電力福島第1原発事故の影響による契約解除の増加や和牛価格の下落などで資金繰りが急激に悪化。
8月9日に民事再生法の適用を申請。事業を継続しながら経営陣が関与しての清算を目指したが、渡辺弁護士が調査したところ「早期に直営の牧場や牛を売却しなければ財産保全はおろか、牛の餌代を賄えず、大量の牛が餓死しかねない状況」と判明。地裁が先月8日、民事再生手続きの廃止を決定した。
再生手続きの申立書によると、安愚楽牧場の負債総額は約4330億円。大部分は全国の出資者約7万3000人への負債で計約4207億円に上る。
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