http://www.asahi.com/national/update/0610/OSK201206100001.html
安愚楽出資者、二次被害も 「債権買い取るから投資を」
2012年6月10日11時52分
和牛オーナー制度が破綻(はたん)して破産手続き中の安愚楽(あぐら)牧場(本社・栃木県)の出資オーナーに「債権を買い取る」ともちかける一方、新たな投資を募って現金を求める電話が相次いでいることが、被害対策弁護団などへの取材でわかった。お金を少しでも取り戻したいオーナー心理につけ込んだ詐欺の疑いがあり、弁護団は注意を呼びかけている。
4千万円超を出資した滋賀県の女性宅には1月、若い男から電話があった。「債権を4割で買い取る。そのためには別のファンド商品を買ってもらう必要がある」と勧誘された。
昨年末から大阪、福岡の業者名でも同様の電話が続く。女性は家族名義でも投資。業者は当初、債権者として女性の家族の名前をあげていたという。安愚楽牧場は昨年8月、東京地裁に民事再生法の適用を申請。女性は同地裁に債権届を提出する前、全債権の名義を自分に変えていた。「再生手続き前のオーナー名簿が出回っているのではないか」と話す。
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