2012/05/05

牛肉サミット:8月開催、味自慢は挑戦を 東北と業界を元気に--実行委 /滋賀

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牛肉サミット:8月開催、味自慢は挑戦を 東北と業界を元気に--実行委 /滋賀
毎日新聞 5月3日(木)14時39分配信

 全国のブランド牛を食べ比べる「牛肉サミット2012」が8月25、26の両日、大津市の大津港周辺で開かれる。実行委は「イベントを盛り上げ、東北と畜産業界を元気付けたい」と今月20日まで出店希望者を募っている。
 昨年に続き2回目。実行委によると、前回は焼き肉店の集団食中毒事件や東日本大震災で開催が一時危ぶまれたが、4万人が来場、収益から51万円を被災地に寄付した。草津市の精肉店経営者らでつくる実行委の村上肇会長(50)は「息の長い復興支援イベントとして10年は続けたい」と今年も寄付する方針だ。
 全国の牛肉料理店からの出店目標は昨年の1・5倍の30店。各店が自慢の肉料理1品を競う。単価は1000円以下で、商品と引き替えに投票券を配布。来場者は会場中央にある投票箱に投票し、2日間で1~3位を決める。
 今年は、和牛オーナー制度が行き詰まり、経営破綻した栃木県の「安愚楽牧場」と契約していた梶岡牧場(山口県美祢市)が再起をかけて出店する。初代の優勝、準優勝に輝いた米沢牛の黄木(山形県米沢市)と岩手・短角牛のきたやま南山(京都市)も再び挑戦する。
 農林水産省によると、今年3月の国産牛の卸売価格は前年同月比27%安。福島第1原発事故後の放射性セシウム検出などの影響で消費は低落傾向が続いているという。村上会長は「近江牛はもちろん、和牛のおいしさを再確認する場。我こそはという味自慢の参加を」と呼びかける。問い合わせは実行委(077・533・5241)。【加藤明子】

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