2012/03/29

安愚楽牧場 被害弁護団説明会

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120326/k10013959781000.html
安愚楽牧場 被害弁護団説明会
3月26日 0時9分

いわゆる「和牛オーナー制度」で急成長し、去年、経営破たんした畜産会社「安愚楽牧場」について、オーナーとして出資した人たちの債権回収を目指す弁護団による説明会が東京で開かれました。

栃木県那須塩原市に本社があった「安愚楽牧場」は、繁殖用の牛への投資を募ったうえで生まれた子牛を買い取って配当する和牛オーナー制度で急成長し、会員は7万人を超えましたが、去年12月、東京地方裁判所が破産の手続きを開始する決定をしています。
被害対策弁護団が、25日、東京・千代田区で開いた説明会には、オーナーとして出資し弁護団に債権回収を依頼している人たちおよそ1000人が集まりました。説明会では、団長の紀藤正樹弁護士が「安愚楽牧場の役員や関連会社の責任を追及して少しでも多くの債権を回収できるよう努力したい」と話しました。そして、ことし5月30日に予定されている安愚楽牧場の破産管財人による説明会で、会社に残っている資産の状況が明らかになるという見通しを示したほか、安愚楽牧場側の刑事責任を問えるかどうか警察と相談していることを説明しました。
出席した60代の男性は「一刻も早く会社の経営の実態を明らかにするとともに、少しでも出資金を取り戻してほしい」と話していました。

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