http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000e040192000c.html
安愚楽牧場:社長らを詐欺容疑で出資者16人が告訴
毎日新聞 2012年07月03日 13時35分(最終更新 07月03日 13時50分)
「和牛オーナー」制度で出資者を集め、経営破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の同県内の出資者16人が3日、三ケ尻久美子社長と前役員の2人を詐欺容疑で栃木県警に告訴した。
告訴状では、安愚楽牧場は昨年4月ごろ経営に行き詰まり、新たな和牛オーナーを募っても約束した利益金を払えない状態だったのに、経営維持のため昨年4?7月、16人から計約2530万円を集めたとしている。
同県被害弁護団(伊澤正之団長)は同日、07年3月以降、契約していた牛より実際に飼育している繁殖牛が少なかったとして、預託法違反(不実の告知)容疑でも同牧場と三ケ尻社長ら2人を県警に告発した。
安愚楽牧場は繁殖牛のオーナーを募集、生まれた子牛を買い取る和牛オーナー制度を実施していたが、負債総額約4300億円を抱え経営破綻。出資した会員数は全国で約7万人とされる。告訴は大阪府、東海地方の出資者に続いて3件目。【松本晃】
0 件のコメント:
コメントを投稿